桜井智恵子
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桜井 智恵子(さくらい ちえこ、1958年[1] - )は、教育社会学者。関西学院大学人間福祉学部人間福祉研究科教授。専攻は教育社会学、思想史。
略歴[編集]
大阪府生まれ[2]。大阪女学院短期大学、フィリピン大学(University of the Philippines)を経て[3]、1992年大阪女子大学学芸学部人間関係学科卒[4]。1997年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程単位取得退学。頌栄短期大学助教授を経て、2005年大谷女子大学(翌年大阪大谷大学に校名変更)教育福祉学部助教授[5]。同教授を経て[6]、2017年4月関西学院大学人間福祉学部人間福祉研究科教授[4]。
2008年3月「家庭の教育責任の重視に関する構築過程 : 教育関心の焦点化から家庭主義の普及へ」で博士(学術)(大阪市立大学)[7]。
委員歴等[編集]
- 川西市子どもの人権オンブズパーソン(2006年4月 - 2012年3月)[8]
- 大阪府社会教育委員[6]
- 門真市教育委員(2012年 - 2018年)[4]
- 静岡県社会教育委員(2012年 - 2014年)[4]
- 滋賀県いじめ対策研究チーム委員(2012年 - ?)[1]
- 大津の子どもをいじめから守る委員会委員(2013年 - 2015年)[4]
- 社団法人子ども情報研究センター研究員[9]
- 社団法人子ども情報研究センター理事(2010年 - ?)[1]
- 『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集代表[6][2]
人物[編集]
高校時代から釜ヶ崎で炊き出し・夜回りに参加し、そこに訪れた研究者の誘いでフィリピン大学に留学した[10]。2児を出産後、大阪市立大学大学院を修了した[6]。同大学院で堀真一郎に師事した[10]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『市民社会の家庭教育』(信山社出版、2005年)
- 『子どもの声を社会へ――子どもオンブズの挑戦』(岩波書店[岩波新書]、2012年)
- 『教育は社会をどう変えたのか――個人化をもたらすリベラリズムの暴力』(明石書店、2021年)
共著[編集]
- 『子どもの生活世界と人権』(菅沢順子、堀正嗣、尾崎公子、曽和信一共著、柘植書房、1995年)
- 『子ども・権利・これから』(堀正嗣編著、黒川衣代、井上寿美、尾崎公子、住友剛、真野京子共著、明石書店、2001年)
- 『希望への陰謀――時代の毒をどう抜き取るか』(浜矩子、山口二郎、川内博史、木村朗、竹信三恵子、金井利之共著、現代書館、2016年)
- 『「民意」と政治的態度のつくられ方』(工藤宏司、広瀬義徳、柳沢文昭、水岡俊一、堅田香緒里共著、太田出版、2020年)
編著[編集]
- 『揺らぐ主体/問われる社会』(広瀬義徳共編、インパクト出版会、2013年)
- 『戦争への終止符――未来のための日本の記憶』(グレン・D・フック共編、法律文化社、2016年)
- 『主権者はつくられる』(池田賢市、教育文化総合研究所「研究会議」共編著、アドバンテージサーバー、2018年)
出典[編集]
- ↑ a b c 親鸞仏教センター研究交流サロン:研究活動報告 親鸞仏教センター
- ↑ a b c 多様な教育機会確保法案は危ない:桜井智恵子さんに聴く 不登校新聞 つぶやきプロジェクト(2015年6月20日)
- ↑ a b 子どもの声を社会へ / 桜井 智恵子【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b c d e 桜井 智恵子 (Chieko Sakurai) - マイポータル researchmap
- ↑ 市民社会の家庭教育 / 桜井 智恵子【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b c d “堺市まちづくり市民フォーラム(PDF)”. 堺市 (2010年). 2020年4月19日確認。
- ↑ CiNii 博士論文 - 家庭の教育責任の重視に関する構築過程 : 教育関心の焦点化から家庭主義の普及へ
- ↑ “2018(平成30)年 第1回 川西市子どもの人権オンブズパーソン会議 次第(PDF)”. 川西市 (2018年). 2020年4月19日確認。
- ↑ 子ども・権利・これから / 堀 正嗣【編著】/桜井 智恵子/黒川 衣代/井上 寿美/尾崎 公子/住友 剛/真野 京子【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b 第39回 話題提供:桜井 智恵子さん 教育カフェ・マラソン