堅田香緒里

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堅田 香緒里(かただ かおり、1979年[1] - )は、社会学者。法政大学社会学部社会政策科学科准教授。専門は社会福祉学、福祉社会学、社会政策[2]

経歴・人物[編集]

静岡県生まれ[2]。2012年9月東京都立大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了[3][4]。2014年3月「貧困の政治」で博士(社会福祉学)を取得(首都大学東京)[5]

2008年7月埼玉県立大学保健医療福祉学部助教、2014年4月法政大学社会学部専任講師、2016年4月法政大学社会学部准教授[6]

岩永理恵(神奈川県立保健福祉大学)とともに研究チーム「くらしのもよう」の中心となり、「基本的な暮らし」についての調査を実施している。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『生きるためのフェミニズム――パンとバラと反資本主義』(タバブックス、2021年)

共編著[編集]

  • 『社会政策の視点――現代社会と福祉を考える』(圷洋一、金子充西村貴直、畑本裕介共著、法律文化社、2011年)
  • ベーシックインカムとジェンダー――生きづらさからの解放に向けて』(白崎朝子、野村史子、屋嘉比ふみ子共編著、現代書館、2011年)
  • 『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』(エノ・シュミット、山森亮、山口純共著、光文社[光文社新書]、2018年)
  • 『「民意」と政治的態度のつくられ方』(工藤宏司、桜井智恵子、広瀬義徳、柳沢文昭、水岡俊一共著、太田出版、2020年)

分担執筆等[編集]

  • フェミックス編『ベーシックインカムは希望の原理か』(フェミックス[フェミックスブックレット]、2010年)
  • 山森亮編『労働再審〈6〉労働と生存権』(大月書店、2012年)
  • 福祉社会学会編集『福祉社会学ハンドブック――現代を読み解く98の論点』(中央法規出版、2013年)
  • 佐々木宏、鳥山まどか編著『シリーズ子どもの貧困3 教える・学ぶ――教育に何ができるか』(明石書店、2019年)
  • 武川正吾、森川美絵、井口高志、菊地英明編『よくわかる福祉社会学』(ミネルヴァ書房[やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ]、2020年)

主要論文[編集]

  • 「アンダークラス言説再考――再分配のための「承認」に向けて」(『社会福祉学』46巻1号、2005年)[1]
  • 「ベーシック・インカムとフェミニスト・シティズンシップ――脱商品化・脱家族化の観点から」(『社会福祉学』50巻3号、2009年)[1]
  • 「対貧困政策の新自由主義的再編――再生産領域における『自立支援』の諸相」(『経済社会とジェンダー』第2巻、2017年)[2]

出典[編集]

外部リンク[編集]