曽和信一
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曽和 信一(そわ しんいち、1951年1月1日[1] - )は、日本の保育・教育学者[† 1]。四條畷学園短期大学教授[1]。大阪府の出身。
人物[編集]
大阪府生まれ。関西大学社会学部社会学科卒業、同大学院社会学研究科産業社会学専攻博士課程修了[1]。四條畷学園女子短期大学[3]、四條畷学園短期大学教員。専攻は障がい者(児)問題、障がい児保育・教育論、人権問題、人権保育・教育論[4]。
編著書『被差別の生活と文化――反差別の視座から』によれば、1974年に大学を卒業すると同時に地方公務員となり、社会福祉の現場で働きながら夜間大学に通う。1977年に夜間大学を卒業すると同時に退職し、大学院に進学。修士課程を修了、1980年に四年制大学の非常勤講師となり、同和教育を担当する[5]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『保育所保育現場論の構築――若い保育者と保育を志す学生とともに』 柘植書房、1993年
- 『人権問題と多文化社会――自立と共生の視点から』 明石書店、1996年、増補改訂1999年
- 『障害児共生保育論――反差別から共生の方へ』 明石書店、1999年、増補改訂2003年
- 『人権教育としての「同和」教育と多文化教育』 明石書店、2000年、増補改訂2004年
- 『保育と言葉――保育者と子どもの心の架け橋を求めて』 明石書店、2003年
- 『人権と共生の保育』 阿吽社、2007年
- 『障がい者・児共生とは何か――「自立と共生」の福祉、教育・保育』 ミネルヴァ書房、2007年
- 『人権の思想と教育の現在』 阿吽社、2008年
- 『ノーマライゼーションと社会的・教育的インクルージョン』 阿吽社、2010年
- 『希望の「教育と福祉」――子どもの社会的養護と家庭福祉を考える』 阿吽社、2012年
- 『人権保育の現在』 阿吽社、2013年
共著[編集]
- 『「障害児」保育の現在――共生保育をもとめて』 堀正嗣、山下栄一、堀智晴共著、柘植書房、1983年
- 『子どもの生活世界と人権』 菅沢順子、堀正嗣、尾崎公子、桜井智恵子共著、柘植書房、1995年
- 『障がい児共生共育論』 杉本節子共著、明石書店、2015年
編著[編集]
- 『「同和」保育・教育からの視座』 坂上優子、堀正嗣共編著、明石書店、1986年
- 『「障害児」共生保育の展開』 堀智晴、堀正嗣、山下栄一共編著、柘植書房、1986年
- 『被差別の生活と文化――反差別の視座から』 坂上優子、堀正嗣共編著、明石書店、1989年、増補改訂版1991年
- 『人権問題キーワード』 堀正嗣共編、明石書店、1993年
分担執筆[編集]
- 田中欣和、岡村達雄、玉田勝郎、山本冬彦編 『教育の解放を求めて――鈴木祥蔵・竹内良知先生関西大学退職記念論集』 明石書店、1990年
- 山本冬彦編著 『教育の戦後思想――その批判と継承』 農山漁村文化協会、1995年