東西大手私鉄の収斂進化
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東西大手私鉄の収斂進化 (とうざいいおおてしてつのしゅうれんしんか)とは、首都圏、京阪神圏の大手私鉄が互いに関わりがないのに似たような経緯を辿ったことを収斂進化に例えたことをいう。
概要[編集]
設立は19世紀後半から20世紀前半、鉄道国有化を乗り切り、他会社を合併し、あるいは合併され、太平洋戦争中に現在の大手私鉄に統合されて現在に至るという経緯はほぼ全国の私鉄が共通しているが、特異な経緯を辿った鉄道路線も少なからずある。
例[編集]
- 東武亀戸線、西武国分寺線、名鉄尾西線と近鉄道明寺線
- 19世紀後半に蒸気機関車牽引の1067mm鉄道路線として開業。接続路線は鉄道国有化によって官営鉄道となる。後に直流電化されるが旅客需要の低迷によって後発路線の支線となる。
- 西武新宿線と近鉄南大阪線
- 最も古い会社を含めて傍系の会社を吸収しつつも最終的にラスボスに吸収されてしまった。大都市中心駅に路線を延ばすも日本国有鉄道の駅に乗り入れなかった。