李 蒙(り もう、? - 195年2月)は、中国の後漢末期の武将。
最初は董卓に仕え、徐栄と共に略奪を行なった[1]。192年4月に董卓が暗殺されると、李傕・郭汜・王方・樊稠らと協力して長安を攻め、政権を握って撫軍中郎将となる[1]。
『後漢書』によると195年2月に樊稠と共に李傕によって暗殺された。
『三国志演義』では董卓が暗殺されると呂布に従うが、李傕らが長安に攻め寄せると王方と共に内応した。馬騰や韓遂の侵攻を受けると出撃し、馬超に生け捕られて斬られた。