山下栄一 (心理学者)
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山下 栄一(やました えいいち、1933年12月28日 - )は、教育心理学者。
東京生まれ。1961年東京大学教育学部卒業。1963年東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了[1]。同大学院教育科学研究科博士課程単位取得[2]。関西大学文学部教授、心理教育研究情報センター代表を務めた[3][1]。障害者問題を研究し[3][4]、障害児と健常児が「共に生き、共に育ち合う」という「共生教育」を提起した[5]。
所属団体[編集]
著書[編集]
単著[編集]
- 『教育心理学――現象学的・人間学的試論』 芸林書房、1978年
- 『自分流に生きる――人生論ノート』 日本図書刊行会、1993年
共著[編集]
編著[編集]
- 『テキストブック心理学 6 性格心理学』 藤永保、三宅和夫、依田明、空井健三、伊沢秀而共編、有斐閣(有斐閣ブックス)、1977年
- 『テキストブック心理学 5 青年心理学』 藤永保、三宅和夫、依田明、空井健三、伊沢秀而共編、有斐閣(有斐閣ブックス)、1978年
- 『テキストブック心理学 7 臨床心理学』 藤永保、三宅和夫、依田明、空井健三、伊沢秀而共編、有斐閣(有斐閣ブックス)、1979年
- 『テキストブック心理学 8 障害児心理学』 藤永保、三宅和夫、依田明、空井健三、伊沢秀而共編、有斐閣(有斐閣ブックス)、1980年
- 『教育状況の現象学』 加藤誠一共編著、金子書房、1981年
- 『「障害児」共生保育の展開』 曽和信一、堀智晴、堀正嗣共編著、柘植書房、1986年
- 『現代教育と発達幻想』 明石書店、1988年
- 『旅立ちの朝に――山下美佳子追悼・遺稿集』 山下美佳子著、山下栄一、丸善京都河原町店出版サービスセンター製作、1988年
分担執筆[編集]
- 日本児童研究所編 『児童心理学の進歩 1964年版』 金子書房、1964年
- 正木正著 『強迫観念』 大日本図書(現代心理学ブックス)、1966年
- A.マタイスほか編 『大学の原点』 理想社、1972年
- 依田新ほか編 『現代青年心理学講座 4 青年の性格形成』 金子書房、1974年
- 野村昭編 『人間探究の社会心理学 2 人間と人間』 朝倉書店、1979年
- 日本臨床心理学会編 『「早期発見・治療」はなぜ問題か』 現代書館、1987年
- 古沢頼雄編著 『教育心理学へのアプローチ――教える者が考えること』 北樹出版、1996年
- 堀正嗣編著 『障害者問題ゼミナール 2 癒しの関係をもとめて』 明石書店、2000年