日本列島

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日本列島
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日本列島(にほんれっとう、にっぽんれっとう)は、ユーラシア大陸及び太平洋に形成された、大小3万以上もの島から成る列島である。また、沖縄諸島沖縄列島)も日本列島に分類される場合がある。列島の殆どが島国日本国の領土である[1]

歴史[編集]

中生代ユーラシア大陸東部に存在した海溝によって大陸プレートが引きづりこまれて火山が発生、隆起し、噴火によって堆積物も海上に降り注いだ。また、いくつかのがこれらに衝突し、隆起して日本列島の骨格を築いた。氷河期にはユーラシア大陸の一部と繋がり、その時期に動物や人類が渡りたどり着いたとされる。約12500年前には完全にユーラシア大陸と分離し独立した。また過去には樺太とも陸続きになっていた。

気候[編集]

南北に細長いため、北は亜寒帯気候(亜冷帯気候)、南は亜熱帯気候に分離されるが、本州四国等は基本的に温帯湿潤モンスーン気候とされている。島国と言う事もあってか同緯度地方よりも寒暖の区別がはっきりしており、四季がある。

構成[編集]

主な島は

であり、その他数万の島々で構成されている。

北海道島、本州島、四国島、九州島、これら主要な四島並びに南西諸島(主に沖縄県全域及び鹿児島県大島支庁管内の奄美市大島郡)及び伊豆諸島を併せて日本列島とすることが多い。

北海道島とカムチャツカ半島との間に連なる千島列島[2](特に択捉島国後島歯舞群島及び色丹島)、樺太島南部並びに台湾島は、第二次世界大戦後に日本国の実効支配から離れている。

特に本州と九州は距離が近く、両島の間にある関門海峡の幅は1kmに満たない。本州と四国も、間にいくつかの島を狭むものの両島を隔てる海峡は狭い。そのため、特に本州・四国・九州の三島は同じ文化圏となった。

脚注[編集]

  1. 北方領土や尖閣諸島については、それぞれロシア中国と対立状態にある。
  2. ソ連ロシア共和国東部、サハリン州東部の火山列島。太平洋北西部、カムチャツカ半島と北海道島との間に連なり、太平洋とオホーツク海とを分ける。別称:千島列島(日)。面積:15,600㎢。パラムシル島を主島とする北千島、シムシル島を主島とする中千島、国後島択捉島を主島とする南千島に大別され、30以上の島からなる。活火山が16を数える。気候は寒冷湿潤。夏は海霧が多い。漁業・海獣猟業・林業が主。1875年樺太千島交換条約により日本領。第2次世界大戦後のサンフランシスコ平和条約により日本は領有権を放棄しソ連領となった」となっている。
    <出典> 谷岡武雄監修・三省堂編集所編『コンサイス外国地名事典 改訂版』(三省堂、1985年12月発行)の「クリル列島」による。