日本の化学者の一覧
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このページでは、日本の主要な化学者を生年順に列記する。
18世紀生まれの日本の化学者[編集]
19世紀前期生まれの日本の化学者[編集]
1850年代生まれの日本の化学者[編集]
- 高松豊吉 (1852-1937) - 有機染料・染色の研究
- 高峰譲吉 (1854-1922) - タカヂアスターゼ、アドレナリンの発見
- 久原躬弦 (1856-1919) - 有機窒素化合物の研究、ベックマン転位の研究
- 松井直吉 (1857-1911) -
- 櫻井錠二 (1858-1939) - 物理化学、理化学研究所の設立に貢献
- 中沢岩太 (1858-1943) - 陶磁器・玻璃の研究、無機化学工業の発展に寄与
1860年代生まれの日本の化学者[編集]
- 池田菊苗 (1864-1936) - L-グルタミン酸ナトリウムの発見
- 古在由直 (1864-1934) - 発酵化学、土壌肥料の研究
- 小川正孝 (1865-1930) - 幻の元素ニッポニウムの発見
- 大幸勇吉 (1867-1950) - 水と塩類の多相平衡の研究、『物理化学』の出版
1870年代生まれの日本の化学者[編集]
- 丹下梅子 (1973-1955) - ビタミンB2複合体の研究、女性農学博士第2号
- 鈴木梅太郎 (1874-1943) - 農芸化学、ビタミンの発見
- 真島利行 (1874-1962) - ウルシオールの構造決定と合成
- 麻生慶次郎 (1875-1953) - 農芸化学、土壌学、土壌肥料の研究
- 片山正夫 (1877-1961) - 表面張力と温度の関係式(片山・グッゲンハイムの式)の提案、『化学本論』の出版
1880年代生まれの日本の化学者[編集]
- 保井コノ (1880-1971) - 女性理学博士第1号、石炭研究、植物の遺伝学研究
- 朝比奈泰彦 (1881-1975) - 和漢薬成分の化学的研究
- 柴田雄次 (1882-1980) - 錯体化学、金属錯体の吸収スペクトルの研究
- 黒田チカ (1884-1968) - 天然色素の研究、女性理学博士第2号
- 藪田貞治郎 (1888-1977) - ジベレリンの構造決定と単離結晶化
1890年代生まれの日本の化学者[編集]
- 亀山直人 (1890-1963) - 写真の色素増減の研究、二次電池理論の研究
- 杉野目晴貞 (1892-1972) - ビタミンAの構造決定、トリカブト属アルカロイドの研究
- 鵜飼貞二 (1896-1980) - チアミンのベンゾイン縮合に対する触媒作用の発見
- 木村健二郎 (1896-1988) - 天然および人工放射能の研究
- 片桐英郎 (1897-1987) - 発酵化学、乳酸菌類の研究
- 水島三一郎 (1899-1983) - 構造化学、回転異性体の発見
1900年代生まれの日本の化学者[編集]
- 赤堀四郎 (1900-1992) - 醤油の香り主成分の特定、赤堀反応の発見
- 野副鉄男 (1902-1996) - ヒノキチオールの発見
- 桜田一郎 (1904-1986) - ビニロンの開発、マーク・ホーウィンク・桜田の式の発見
1910年代生まれの日本の化学者[編集]
- 赤松秀雄 (1910-1988) - 物理化学、世界最初の有機伝導体(ペリレン臭素錯体)の発見
- 岡村誠三 (1914-2001) - 放射線重合の研究
- 福井謙一 (1918-1998) - フロンティア軌道理論の提唱、1981年ノーベル化学賞受賞
1920年代生まれの日本の化学者[編集]
- 熊田誠 (1920-2007) - 熊田・玉尾・コリューカップリングの発見
- 猿橋勝子 (1920-2007) - 地球化学、海洋放射能の研究、猿橋賞の創設
- 長倉三郎 (1920-2020) - 物理化学、電荷移動理論の提唱と実験的証明、スピン化学の開拓
- 野崎一 (1922-2019) - テルペン類の合成、野崎・檜山・岸反応の発見
- 大谷杉郎 (1925-2010) - ピッチ系炭素繊維の発明
- 中西香爾 (1925-2019) - 天然物化学、ギンコライド、ブレベトキシンに関する構造決定
- 進藤昭男 (1926-2016) - PAN系炭素繊維の発明
- 井口洋夫 (1927-2014) - 世界最初の有機伝導体(ペリレン臭素錯体)の発見
- 樋口隆昌 (1927-2017) - リグニンの生合成・生分解の機構解明
- 向山光昭 (1927-2018) - 向山アルドール反応の発見
- 下村脩 (1928-2018) - 緑色蛍光タンパク質の発見、2008年ノーベル化学賞受賞
- 沼正作 (1929-1992) - 生化学、イオンチャネルの一次構造の解明
1930年代生まれの日本の化学者[編集]
- 鈴木章 (1930- ) - 鈴木・宮浦カップリングの発見、2010年ノーベル化学賞受賞
- 薗頭健吉 (1931- ) - 薗頭カップリングの発見
- 西塚泰美 (1932-2004) - プロテインキナーゼCの発見、情報伝達系の研究
- 遠藤章 (1933- ) - メバスタチンの発見
- 光延旺洋 (1934-2003) - 光延反応の発見
- 諸熊奎治 (1934-2017) - 計算化学、ONIOM法の開発
- 大村智 (1935- ) - 寄生虫感染症治療法の開発、2015年ノーベル生理学・医学賞受賞
- 根岸英一 (1935-2021) - 根岸カップリングの発見、2010年ノーベル化学賞受賞
- 國武豊喜 (1936- ) - 脂質二重層の人工合成
- 白川英樹 (1936- ) - 導電性ポリアセチレンの発見、2000年ノーベル化学賞受賞
- 岸義人 (1937-2023) - 天然物化学、パリトキシン、マイトマイシン、テトロドトキシン等の全合成
- 野依良治 (1938- ) - 野依不斉水素化反応の発見、2001年ノーベル化学賞受賞
1940年代生まれの日本の化学者[編集]
- 玉尾皓平 (1942- ) - 熊田・玉尾・コリューカップリングの発見
- 藤嶋昭 (1942- ) - 光電気化学、本多-藤嶋効果の発見
- 北澤宏一 (1943-2014) - 高温超伝導の研究
- 小林昭子 (1943- ) - 分子性導体の研究、Ni(tmdt)2の合成
- 中辻博 (1943- ) - 量子化学、相互作用系での方程式の解法の開発
- 梅澤喜夫 (1944- ) - 分析化学
- 奈良坂紘一 (1944- ) - 奈良坂・プラサード還元の発見
- 齋藤軍治 (1945- ) - 有機超伝導体、量子スピン液体の研究
- 香月勗 (1946-2014) - 香月・シャープレス不斉エポキシ化の開発
- 檜山爲次郎 (1946- ) - 野崎・檜山・岸反応、檜山カップリングの発見
- 福山透 (1948- ) - アルカロイド類の合成、福山インドール合成の開発
- 吉野彰 (1948- ) - リチウムイオン二次電池の発明、2019年ノーベル化学賞受賞
1950年代生まれの日本の化学者[編集]
- 硤合憲三 (1950- ) - 硤合反応の発見
- 北川進 (1951- ) - 無機化学、多孔性配位高分子の合成
- 川合眞紀 (1952- ) - 表面科学
- 橋本和仁 (1955- ) - 物理化学、半導体光触媒等の研究
- 藤田誠 (1957- ) - 球状金属有機構造体の開発