乳酸菌
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乳酸菌(にゅうさんきん)は条件的嫌気性の細菌の一種で、乳酸発酵を行うグラム陽性細菌の総称である。様態は球菌であったり桿菌であったりもする。芽胞は発生させない。
概要[編集]
炭水化物をはじめとする有機物を乳酸発酵させてエネルギー源としている。これによって乳酸発酵を利用した食品ができる。また、動物の筋肉中で無気呼吸によって産出し、疲労を蓄積させる。
種類[編集]
反応[編集]
利用[編集]
ヨーグルト、漬物、なれずしを作るのに利用されている。いわゆる日本酒では、「並行複合発酵」という、乳酸菌と酵母による発酵法が知られている。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 滋賀の食事文化研究会『ふなずしの謎』サンライズ出版2006年7月31日初版第9刷発行。
- E・ローゼンバーグ、I・R・コーエン『入門現代生物学』培風館2001年4月10日初版第15刷発行。
- 吉田邦久『チャート式要点と演習新制新生物ⅠB・Ⅱ』数研出版1997年3月1日発行。