新日本婦人の会
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新日本婦人の会(しんにほんふじんのかい)とは、日本全国に存在する女性運動を主とした組織である。略称は新婦人。英語ではNew Japan Women's Association。
概要[編集]
昭和35年(1960年)の安保闘争後に設立された個人加盟、全国組織の女性運動体で、安保闘争に参加した民間の女性たちが昭和37年(1962年)に平塚らいてうらの呼びかけに応じて結成したものである。平塚が初代会長に就任し、日本の独立と民主主義、日本国憲法改悪反対、女性と子供の権利と幸せ、世界の女性との連帯などを目標に掲げた。小児麻痺ワクチンを当時のソ連から輸入することに実現するなど、暮らしに密着した具体的な問題に都道府県から市町村まで広がる組織を活かして取り組んでいる。会員は平成10年(1998年)の時点でおよそ20万人で、共産党支持者が多いとされる。機関紙『新婦人しんぶん』(週刊)で発行している。国際婦人年連絡会に所属している[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 「岩波・女性学事典」(岩波書店。井上輝子ほか。2002年)P262
参考文献[編集]
関連項目[編集]