押切町駅
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押切町駅(おしきりちょうえき)は、愛知県名古屋市西区に所在した名古屋鉄道の駅。
特徴[編集]
枇杷島分岐点(存在時は枇杷島橋駅)から国道22号に沿った方向に駅があった。1912年に名古屋電気鉄道がターミナル駅として開業。現在の福井鉄道が赤十字前駅で行っているような鉄道線から軌道線への列車乗り入れが押切町駅を介して実施され、都心に近い柳橋電停(後に名古屋市電の電停)まで郊外線の電車が乗り入れた。車両が大型化すると大型車両の起終点となった。
ところが、名岐鉄道が愛知電気鉄道と合併後、岐阜、犬山方面から知多、豊橋方面への直通運転を志向するようになり、1941年に枇杷島橋駅から新名古屋駅経由で神宮前駅までの新線が開業すると、京成(上野と押上)や南海(難波と天王寺)のような国鉄近接駅とそうでない駅のデュアルターミナルを志向することなく、枇杷島橋から押切町までの路線は廃線となった。
押切町駅のあった付近には現在、名古屋市営地下鉄鶴舞線の浅間町駅がある。