心臓病
（心疾患から転送）
ナビゲーションに移動
検索に移動
心臓病（しんぞうびょう）とは、心臓における疾患の総称である。正式名は心疾患（しんしっかん）。心臓が全身へ血液を送るポンプの役割を果たす性質上、重篤な症状を起こすものが多い。平成29年（2017年）の厚生労働省の調査では、日本人の死因においては癌に次ぐ第2位となっている。心疾患の日本の総患者数は2017年の時点で172万9000人であり、年間死亡者数は20万4837人を数えている。
主な心疾患[編集]
要因[編集]
予防[編集]
食事面での予防[編集]
- 減塩し、スパイスやハーブ、薬味などを活用する。醤油や味噌なども使用は控える。
- ご飯やパンなど炭水化物を減らす。
- タンパク質は十分に摂取する（肉より魚・大豆などが良い。ただし過剰摂取には注意）。
- 肉は低温加熱で調理したものが良い（焼肉・唐揚よりしゃぶしゃぶ、蒸し鶏が良い）。
- コーヒーと緑茶が良い。ただしコーヒーは糖質過多にならないようにするため、ブラックが良い）。
- 甘いジュースは絶対に避けること。果汁100パーセントでも糖質は多すぎる。
- 魚の干物も悪くないが、それ以上に缶詰（さばの水煮缶）が良い。
生活面での予防[編集]
- 歯磨きをしっかり行なって歯周病を予防する。歯茎の炎症を起こす歯周病の原因菌は口内の傷などから体内の血管に侵入し、動脈硬化の引き金となるため。
- 横向きに寝る。よく寝ることが予防のひとつである。
- 風呂場を温めてヒートショックを防ぐ。暖かい部屋から冷え切った脱衣場に移動して熱い湯に入浴するのは心臓に大きな負担をもたらすため。
- 日頃からよく笑うこと。笑いが心疾患リスクを下げることは各種データーなどから証明済みで、抹消血管拡張による血流促進、血管内皮機能の改善などがその理由と見られる。
- オナニーを減らすこと。特に血圧が上がる起床直後や飲酒中のオナニーは避けること。
- インフルエンザで心臓に負担をかけないこと。インフルエンザは血圧や心拍数が上がり、心臓に大きな負担をかけている。高熱が引き起こす脱水症状も血液の粘度を上げて血管や心臓のダメージになる。手洗いやうがい、予防接種なども行うこと。
- 寝る前、起床後にコップ1杯の水を飲むこと。自律神経が交感神経に切り替わる起床直後は血圧や心拍数が上がって心臓発作を起こしやすい。これは睡眠中の発汗で体内の水分が失われ血液がドロドロになっていることも挙げられる。
- 早朝、入浴時、就寝時に心臓発作を起こしやすいため、注意すること。
予後[編集]
心臓病に関しては薬物治療や手術など対策は確かにあるが、ただし対策をしても元の身体に戻れる可能性は極めて低い。つまり予後が悪いのである。
心臓病属性持ちのキャラ[編集]
外部リンク[編集]
- 心臓病の知識 日本心臓財団