御霊神社 (福知山市)

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御霊神社(ごりょうじんじゃ)とは、京都府福知山市西中ノ町238に存在する神社である。祭神明智光秀宇気母智神

概要[編集]

江戸時代初期に福知山城下の紺屋町のエノキの老樹の下に、小さな祠を祀ったことが起源といわれている。表向きの祭神は宇気母智神であるが、実は明智光秀を配祀したものであった。光秀は天正10年(1582年)6月2日、本能寺の変において主君・織田信長を殺害したことで反逆の臣として当時は評判が非常に悪かったが、その一方で信長から任されていた丹波国の統治には敏腕を発揮して城下町の建設、民政に尽力したことから民衆からは慕われていたという。

社宝には光秀直筆といわれる書状・家中軍法がある。また、毎年10月上旬には御霊祭といわれる例祭が開催される。これは三たん(丹波国丹後国但馬国)一といわれる秋祭りで、江戸時代中期の享保年間(1716年から1736年)に、明智光秀の霊を慰めるために始められた、と言われている。

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