広州
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広州(こうしゅう、コワンチョウ)とは、中華人民共和国の華南地区の広東省の省都である。香港の北西125キロ、珠江デルタ北部の標高12メートルに位置する。略称は穂(すい)。別称は羊城。人口は2000年の時点で330万6000人。名の由来は「広大な区域」である。日本の福岡県福岡市と姉妹都市提携を結んでいる。
概要[編集]
紀元前9世紀頃に都市が建設された。もともと「魚米の郷」と呼ばれるほど物資が豊富だったため、早くから中国南部の交易の拠点となり、中国南部最大の商工業都市として成長し、南大門(南の玄関口)と言われた。
1925年に市に昇格したが、日中戦争が始まると1938年に日本軍により占領された。日本の敗戦後には中国に奪還された。1957年から春と秋に輸出商談会の中国出口商品交易会(広州交易会)が開かれ、1982年に歴史文化都市に指定される。1984年に沿海港湾都市に指定されるが、それ以降はその恩恵を受けて周辺は国内を代表するハイテク工業地域として急発展する。1997年には地下鉄が開業し、2001年7月には巨大なコンテナターミナルも設置された。
1994年には全長123キロのスーパー・ハイウェーが全通した。また中華人民共和国の南洋艦隊の基地が置かれている。中国南方航空の本拠地でもある。
外部リンク[編集]
- 広州観光案内(日本語)
- 公式
- 日本政府
- 教育
- 経済