平壌放送愛聴会
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平壌放送愛聴会(ピョンヤンほうそうあいちょうかい)は、日本向け朝鮮中央放送(朝鮮の声放送)の聴取者団体。現在は活動休止中であるが、個人レベルでの交流は続いている。
- 1980年9月1日 - 山陰地方の高校生グループが結成。メンバーには韓国支持者・台湾支持者もおり、規約には「反米・反韓の左翼団体には与しない」の一文が盛り込まれた。
- 1981年3月1日 - 朝鮮中央放送委員会の公認を得、対象を全国に拡大。同時に、北朝鮮との関わりを文化交流に留めておこうとするメンバーと、活動を左翼運動化させようとするメンバーの対立が顕在化。
- 1982年4月1日 - 会長長廻政志の上京に伴い、本部を東京に移転する。長廻は文化交流の立場だったが、左翼運動派の力が強く、長廻は押し切られる立場になっていた。
- 1983年6月30日 - 文化交流派と左翼運動派の調整に失敗し、長廻は活動を退く。左翼運動派が残留し、中共派の左翼団体と関係が生じる。
- 1985年9月1日 - 長廻が文化交流を目的とした団体を再結成。
- 1985年12月31日 - 文化交流派と左翼運動派が和解し、左翼運動路線は破棄される。
- 1987年 - 長廻が培った在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)との人脈により、北朝鮮訪問が実現。日本語放送アナウンサーとの会見も実現する。
- 1996年 - 休会。