報恩寺 (島根県玉湯町)
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報恩寺(ほうおんじ)とは、島根県松江市玉湯町に存在する寺院である。
概要[編集]
玉造温泉街の北にある。四国88か所や弘法大師として著名な平安時代中期の僧侶である空海の創建と伝わる古刹であるが、寺歴に関しては不明な点が多い。空海の創建のため、出雲を支配した戦国大名の尼子氏をはじめ、江戸時代の藩主家である堀尾氏や越前松平氏など歴代藩主の祈願所として庇護を受けて大いに繁栄したといわれている。本尊の木造十一面観音立像は高さ4.22メートルで、室町時代前期の応永7年(1400年)の造立と言われ、当時の地方では稀な虚像で島根県の文化財に指定されている。本堂裏には6つの大型古墳があり、報恩寺古墳群として島根県の史跡に指定されている。
寺に関して[編集]
アクセス[編集]
- 住所 - 島根県松江市玉湯町湯町567
- 玉造温泉駅から徒歩で20分。