国鉄キロハ25形気動車
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国鉄キロハ25形気動車は、日本国有鉄道が設計、開発したディーゼル動車 (気動車)である。製造は全車両が新潟鐵工所である。
概要[編集]
前位側に運転台、便所、洗面所、二等室、後位側に三等室を持つ二等、三等合造気動車である。前期型は三等室の客用窓はバス窓であったのに対して、後期形は一段上昇窓となった。二等室は回転クロスシート、三等車は固定クロスシートであった。等級制度改正後は二等室は一等室、三等室は二等室となった。
運用[編集]
格下げ[編集]
国鉄キロ28形気動車の登場により室内設備の劣る本形式は冷房化改造の対象から外れ、1969年4月1日までにすべて二等車に格下げとなって国鉄キハ26形気動車となり、300番台に付された。このためグリーン車となった車両はない。使い勝手が悪いため、304と307は荷物車、他の車両は郵便荷物合造車に改造され、番台消滅した。なお、キユニ26に改造された車両は1等室、2等室の仕切り壁を郵便室、荷物室の仕切り壁に再利用されている。
番号 | 落成年月日 | 製造 | 落成配置 | 最終配置 | その後の番号 | 処理年月日 |
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キロハ25 1 | 1958.06.28 | 新潟鐵工所 | 田端 | 名古屋 | キハ26 301 | 1968.07.12 |
キロハ25 2 | 1958.06.28 | 新潟鐵工所 | 田端 | 名古屋 | キハ26 302 | 1968.07.17 |
キロハ25 3 | 1958.07.15 | 新潟鐵工所 | 田端 | 名古屋 | キハ26 303 | 1968.10.11 |
キロハ25 4 | 1958.07.15 | 新潟鐵工所 | 竹下 | 名古屋 | キハ26 304 | 1968.07.16 |
キロハ25 5 | 1958.07.15 | 新潟鐵工所 | 竹下 | 福知山 | キハ26 305 | 1967.10.05 |
キロハ25 6 | 1960.08.20 | 新潟鐵工所 | 福知山 | 福知山 | キハ26 306 | 1967.10.04 |
キロハ25 7 | 1960.08.20 | 新潟鐵工所 | 福知山 | 福知山 | キハ26 307 | 1967.10.26 |
キロハ25 8 | 1960.09.24 | 新潟鐵工所 | 高松 | 高松 | キハ26 308 | 1967.10.23 |
キロハ25 9 | 1960.09.24 | 新潟鐵工所 | 高松 | 高松 | キハ26 309 | 1967.10.06 |
キロハ25 10 | 1960.10.06 | 新潟鐵工所 | 宮原 | 鳥取 | キハ26 310 | 1969.04.01 |
キロハ25 11 | 1960.10.06 | 新潟鐵工所 | 宮原 | 鳥取 | キハ26 311 | 1969.04.01 |
キロハ25 12 | 1960.10.06 | 新潟鐵工所 | 宮原 | 鳥取 | キハ26 312 | 1969.04.01 |
キロハ25 13 | 1960.10.06 | 新潟鐵工所 | 高松 | 高松 | キハ26 313 | 1967.09.23 |
キロハ25 14 | 1960.10.11 | 新潟鐵工所 | 高松 | 高松 | キハ26 314 | 1967.10.04 |
キロハ25 15 | 1960.10.11 | 新潟鐵工所 | 高松 | 高松 | キハ26 315 | 1967.10.07 |