国鉄キユニ18形気動車

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国鉄キユニ18形気動車 (こくてつきゆに18かたきどうしゃ)とは、日本国有鉄道国鉄キハユニ18形気動車から改造した気動車である。

概要[編集]

1969年から1972年にかけて改造された郵便荷物合造車である。以降の郵便荷物合造車は国鉄キハ26形気動車を改造した国鉄キユニ26形気動車となった。郵便室の荷重は4トン、荷物室の荷重は5トンである。後位側に新たに便所と水タンクが設置された。1、2の室内配置は、前位側から運転台、郵便室、荷物室、事務室、便所であるが、3以降は運転台、事務室、荷物室、郵便室、便所と1、2とは郵便室と荷物室の位置が逆になっている。また、後位側には乗務員扉は設置していない。

国鉄キユニ18形気動車の履歴
形式番号 種車番号 改造年月日 改造工場 落成配置 最終配置 廃車年月日
キユニ18 1 キハユニ18 4 1969年9月27日 幡生 米子 米子 1982年7月14日
キユニ18 2 キハユニ18 8 1969年9月22日 幡生 米子 米子 1982年7月14日
キユニ18 3 キハユニ18 1 1972年3月17日 旭川 遠軽 遠軽 1979年3月24日
キユニ18 4 キハユニ18 2 1971年 幡生 岡山 岡山 1980年7月19日
キユニ18 5 キハユニ18 5 1971年11月30日 幡生 岡山 岡山 1981年11月5日
キユニ18 6 キハユニ18 7 1972年1月20日 幡生 岡山 岡山 1981年1月20日

廃車[編集]

国鉄キユニ26形気動車国鉄キユニ28形気動車への置き換え、及び伯備線直流電化によって廃車された。

参考文献[編集]