名古屋港駅 (JR貨物)

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名古屋港駅
なごやみなと
Nagoya Minato
所属事業者日本貨物鉄道
路線東海道本線貨物支線
駅構造地上駅
開業1911年(明治44年)5月1日
所在地名古屋市港区熱田前新田字中川東
電報略号ナミ
備考貨物専用駅

名古屋港駅(なごやみなとえき)とは、愛知県名古屋市港区にあった日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。駅名はなごやみなとと読む。

概要[編集]

かつては多くの貨物を取り扱っていたが、車扱貨物の衰退と同時にコンテナ貨物が隆盛を極めるようになり、西名古屋港線にコンテナ貨物の取り扱いに長けた構造の名古屋貨物ターミナル駅が開業すると一気に寂れていった。

駅に隣接して東海旅客鉄道(JR東海)名古屋資材センターがあり、末期はJR東海向けのレールだけを取り扱っていた。
レールを運搬する列車は稲沢発名古屋港行と名古屋港発名古屋行の1往復で、週3日程度の運転。JR貨物のディーゼル機関車がJR東海のキヤ97系レール輸送気動車を牽引する形で運転され、運転日はキヤ97が名古屋車両区から稲沢へ回送され、稲沢でJR貨物の機関車と連結。そこから機関車に牽引されて名古屋港へ向かい、名古屋港でレールを積載。機関車に牽引されて名古屋駅へと戻り、名古屋で機関車を解結。以後は自走でレールを目的地まで運搬する。

2024年4月1日を以て廃駅となった。名古屋資材センターは引き続き現在地に残るが、キヤへのレールの積み込みは笠寺駅構内での実施となった。資材センターから笠寺駅までのレールの輸送は道路での輸送となる。

その他[編集]

ナゴヤ球場正門前駅が営業していた時は、当駅もしくは八幡信号場に客扱車両を待機させていた。