古今亭志ん生 (五代目)

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五代目 古今亭 志ん生(ここんてい しんしょう,1890年(明治23年)6月28日-1973年9月21日)は明治から昭和にかけての落語家である。

概要[編集]

20世紀を代表する落語の名人の一人と言われる。

親族[編集]

生涯[編集]

東京神田(東京市神田区亀住町)に五男として生まれる。生家は幕府の直参旗本であったが、当時の父は警視庁巡査で貧乏であった。
1897年(明治30年)、下谷尋常小學校(現台東区立上野小学校)に入学するが中退して奉公に出た。落語家を志して、1907年(明治40年)橘家円喬に入門する。
1910年頃(明治43年)、二代目三遊亭小円朝門下で三遊亭朝太と名乗り、大正5年三遊亭円菊で二ツ目1918年(大正7年)、四代目古今亭志ん生門に移籍し、金原亭馬太郎に改名。1918年(大正8年)吉原朝馬、1919年(大正9年)金原亭武生を経て、1920年(大正10年)金原亭馬きんの名で真打に昇進。6代目三遊亭円生と演芸慰問団に参加し、満州の大連で敗戦を迎える。1922年(大正11年)11月、 清水りんと結婚。
1957年(昭和32年)桂文楽 (八代目)の後をうけて落語協会会長に就任する。1973年(昭和48年)9月21日、自宅で永眠。享年83歳。

得意演目[編集]

受賞[編集]

志ん生を演じた俳優[編集]

両ドラマとも、池波志乃が父方祖母である志ん生の妻・りんを演じている。