力浦区域
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力浦区域(リョクポ-くいき/力浦區域)は、平壌直轄市南東部にある、平壌直轄市19区域のひとつ。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル | 력포구역 |
漢字: | 力浦區域 |
日本語読み仮名: | りょくほくいき |
片仮名転写: | リョクポ-グヨク |
ローマ字転写 (RR): | Ryŏkp'o-guyŏk / Ryeokpo-Guyeok |
英語表記: | Ryokpo-District |
統計(2008年) | |
面積: | 128.1 km2 |
総人口: | 82,548 人 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 平壌直轄市 |
地理[編集]
大同江の南岸に位置し、西を楽浪区域、南を黄海北道中和郡、東を寺洞区域と、北を船橋区域と接する。
区域のほとんどは平壌平原の一部だが、東部はメチュリ山(232m)・雲鶖山(313m)・北邙山・祭霊山(341m)などの平原にあるにしては若干高めの山がある。西部には九一峯(69m)などの緩やかな丘陵がある。中心を戊辰川が南東方向にある中和郡から北に向かって流れ、西に流路を変えて寺洞区域と船橋区域の境界を流れて、大同江に注ぐ。 支流では龍山里を流れる松坡川と將進洞を通過する將進川がある。南西部には昆陽江が中和郡と江南郡の境界付近を西向かってに蛇行し、大同江に合流する
歴史[編集]
- 李氏朝鮮時代 - 平壌府禮安部大同江坊と龍淵坊、栗里坊だった
- 1896年 - 平壌部大同江面、龍淵面、栗里面となる
- 1914年 - 大同郡大同江面、龍淵面、栗里面に分離
- 1930年代 - 大同江面は平壌府に編入
- 1947年 - 龍淵面と栗里面が中和郡に移管
- 1960年10月 - 平壌直轄市楽浪区域柳絃里・小新里・将進里・陽陰里と力浦里の各一部、勝湖区域大峴里・石井里・楸塘里・堂井里をもって、平壌直轄市力浦区域を新設
- 将進里が将進洞に昇格。
- 力浦里が力浦洞に昇格。
- 大峴里が大峴洞に昇格。
- 1965年
- 1967年
- 小新里・小三井里の一部を合併し、小新洞を新設
- 力浦洞の一部を堂井里に編入。
- 堂井里の一部を分離し、ヌングム洞を新設
- 堂井里の残部・柳絃里の一部を合併し、セウムル里を新設
- 1972年
- 将進洞の一部を分離し、将進二洞が発足。
- 将進洞の一部を船橋区域戊辰一洞の一部と合併し、将進一洞を新設
- 将進洞の残部が船橋区域戊辰一洞に編入。
- 1989年 - 戊辰里が龍山里に改称。
- 1994年
- 石井里の一部を分離し、寺洞区域石井洞となる。
- 石井里の残部を大峴洞に編入。
行政区域[編集]
- ヌングム洞(ヌングムドン)
- 大峴洞(テヒョンドン)
- 力浦洞(リョクポドン)
- 小新洞(ソシンドン)
- 将進一洞(チャンジニルトン)
- 将進二洞(チャンジニドン)
- 龍山里(リョンサンニ)
- 柳絃里(リュヒョンニ)
- 小三井里(ソサムジョンニ)
- セウムル里(セウムルリ)
- 陽陰里(ヤンウムニ)
- 楸塘里(チュダンニ)
観光施設[編集]
- 龍山里の松林 - が天然記念物第25号
産業[編集]
農業[編集]
各洞里ごとに協同農場が設置されており、稲・トウモロコシ・ソバなどの五穀をはじめ大根・白菜・ほうれん草などの野菜、リンゴ・梨・桃・果物を生産している。