佐野眞一
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佐野 眞一(さの しんいち、1947年(昭和22年)1月29日 - 2022年(令和4年)9月26日)は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。
プロフィール[編集]
略歴[編集]
別表記で佐野 真一とも。
1980年(昭和55年)に『戦国外食産業人物列伝』でデビュー。
主な代表作は『東電OL殺人事件』。
著書[編集]
- 『戦国外食産業人物列伝』(1980年、家の光協会)
- 『覇者の哲学』(1981年、サンケイ出版)
- 『性の王国』(1981年、文藝春秋/1984年、文春文庫)- 雄琴トルコ街、東南アジア買春ツアーなどのルポ。
- 『ニッポン発情狂時代:性の王国』(2000年、ちくま文庫)
- 『現代を射とめる企業家たち』(1983年、日本経済新聞社/1987年、三笠書房(知的生き方文庫))
- 『官僚、冬の時代』(1985年、プレジデント社)
- 『ニュータウン流通戦争』(1985年、日本経済新聞社)
- 『業界紙諸君!』(1987年、中央公論社→2000年、ちくま文庫)
- 『地方紙帝国の崩壊 「秋田魁新報」事件の真相!』(1988年、JICC出版局)
- 『昭和虚人伝』(1989年、文藝春秋)
- 『あぶく銭師たちよ! 昭和虚人伝』(1999年、ちくま文庫)
- 『紙の中の黙示録 三行広告は語る』(1990年、文藝春秋→2003年、ちくま文庫)- 新聞の三行広告を中心に取り上げた。
- 『遠い「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年』(1992年、文藝春秋→1996年、文春文庫→2005年、新潮文庫)
- 『日本のゴミ 豊かさの中でモノたちは』(1993年、講談社→1997年、ちくま文庫)
- 『巨怪伝 正力松太郎と影武者たちの一世紀』(1994年、文藝春秋→2000年、文春文庫〈上下〉)- 柴田秀利を扱う
- 『予告された震災の記録』(1995年、新書Asahi news shop)
- 『人を覗にいく』(1995年、TBSブリタニカ→2002年、ちくま文庫)
- 『日本映画は、いま スクリーンの裏側からの証言』(1996年、TBSブリタニカ)
- 『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』(1996年、文藝春秋→2009年、文春文庫)、ISBN 4-16-734008-9
- 『大往生の島』(1997年、文藝春秋→2006年、文春文庫)
- 『渋沢家三代』(1998年、文春新書)
- 『カリスマ 中内㓛とダイエーの「戦後」』(1998年、日経BP社→2001年、増補版 新潮文庫〈上下〉)-『日経ビジネス』に連載。中内から事実無根として提訴されたが、後に訴えを取り下げ。
- 『完本 カリスマ 中内功とダイエーの「戦後」』(2009年、ちくま文庫〈上下〉)
- 『東電OL殺人事件』(2000年、新潮社→2003年、新潮文庫)
- 『東電OL症候群』(2001年、新潮社→2003年、新潮文庫)- 続編
- 『凡宰伝』(2000年、文藝春秋→2003年6月、文春文庫)- 小渕恵三元首相を扱う。
- 『宮本常一が見た日本』(2001年、日本放送出版協会→2010年、ちくま文庫)、ISBN 4-480-42701-5
- 『私の体験的ノンフィクション術』(2001年、集英社新書)
- 『だれが「本」を殺すのか』(2001年、プレジデント社)- 出版不況の構造を分析。反響により『延長戦』が出た
- 『だれが「本」を殺すのか 延長戦 part.2』(2002年、プレジデント社)- 主に講演・対談集
- 新編『だれが「本」を殺すのか』(2004年、新潮文庫(上下))
- 『宮本常一のまなざし』(2003年、みずのわ出版)
- 『だから、僕は、書く。(佐野眞一の10代のためのノンフィクション講座1 総論篇)』(2003年、平凡社)
- 『だから、君に、贈る。(佐野眞一の10代のためのノンフィクション講座2 実践篇)』(2003年、平凡社)
- 『てっぺん野郎 本人も知らなかった石原慎太郎』(2003年、講談社)
- 『誰も書けなかった石原慎太郎』(2009年、講談社文庫)
- 『宮本常一の写真に読む失われた昭和』(2004年、平凡社→2013年、平凡社ライブラリー)
- 『小泉純一郎 血脈の王朝』(2004年、文藝春秋)
- 『小泉政権 非情の歳月』(2006年、文春文庫)
- 『阿片王 満州の夜と霧』(2005年、新潮社→2008年、新潮文庫)- 里見甫を取り上げる。ISBN 4-10-131638-4
- 『響きと怒り 事件の風景・事故の死角』(2005年、日本放送出版協会)
- 『クラッシュ 風景が倒れる、人が砕ける』(2008年、新潮文庫)
- 『枢密院議長の日記』(2007年、講談社現代新書)- 昭和初期の枢密院議長であった倉富勇三郎が残した膨大な日記を読み解く。ISBN 4-06-287911-5
- 『この国の品質』(2007年、ビジネス社)ISBN 482841391X
- 『甘粕正彦 乱心の曠野』(2008年、新潮社→2010年、新潮文庫)- 『阿片王』の続編。大杉事件の真相とその主犯とされた甘粕正彦の人間像に迫る。
- 『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』(2008年、集英社インターナショナル→2011年、集英社文庫〈上下〉)- 主に占領期・米軍統治下の沖縄県警の活動、琉球ヤクザ間の闘争、勃興した事業家たち、沖縄芸能の系譜などを探求。
- 『目と耳と脚を鍛える技術』(2008年、ちくまプリマー新書)- 百冊のブックガイド付。ISBN 4480687963
- 『新忘れられた日本人』(2009年7月、毎日新聞社→2012年8月、ちくま文庫)ISBN 448042959X
- 『ドキュメント 昭和が終わった日』(2009年10月、文藝春秋)
- 『昭和の終わりと黄昏ニッポン』(2011年10月、文春文庫) ISBN 4163717900
- 『鳩山一族 その金脈と血脈』(2009年11月、文春新書) ISBN 4166607308
- 『畸人巡礼怪人礼讃 新忘れられた日本人2』(2010年7月、毎日新聞社)
- 『されど彼らが人生 新忘れられた日本人3』(2011年6月、毎日新聞社)
- 『津波と原発 ルポ・東日本大震災』(2011年6月、講談社→2014年2月、講談社文庫)
- 『怪優伝 三國連太郎・死ぬまで演じつづけること』(2011年11月、講談社)ISBN 4-06-216813-8
- 『あんぽん 孫正義伝』(2012年1月、小学館→2014年9月、小学館文庫) ISBN 4-09-406084-7
- 『劇薬時評 テレビで読み解くニッポンの了見』(2012年1月、筑摩書房) ISBN 4-480-86415-6
- 『別海から来た女』(2012年5月、講談社)- 木嶋佳苗裁判を扱う。
- 『昭和の人 新忘れられた日本人4』(2012年7月、毎日新聞社)
- 『僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶』(2013年5月、集英社インターナショナル)
- 『沖縄戦いまだ終わらず』(2015年5月、集英社文庫) ISBN 4087453189
- 『ノンフィクションは死なない』(2014年12月、イースト・プレス〈イースト新書〉)
- 『唐牛伝 敗者の戦後漂流』(2016年8月、小学館→2018年11月、小学館文庫)ISBN 4-09-406579-2