仕事始め

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仕事始め(しごとはじめ)とは、各々の職業労働の開始日とする習慣のことである。だいたいは1月4日を開始日とすることが多い。官公庁の場合は御用始め(ごようはじめ)、証券商品取引所の場合は大発会という。

それ以外では新年に入って初めて山に入り、作業をすることを出初め[1](ではじめ)、根刈り[2](ねかり)という。他にも新年に入って農業を初めて行うことを初肥[3](はつひ)、堀り初め[4](ほりそめ)。農耕牛馬の使い初めを馬の鞍起こし[5](うまのくらおこし)という。なお、このような農作業などは必ずしも1月4日では無く、1月2日あるいは1月11日などに行なわれる場合などもある。

また、正月鏡餅供物をこの日にさげて雑煮雑炊にして食べる習慣を棚探し[6](たなさがし)、福沸かし[7](ふくわかし)、福入り雑煮[8](ふくいりぞうに)などと言う。これらの習俗は正月行事を終えた上で新たな年の生産に向けて作業を開始する日として、一種の仕事始めととらえることができる。

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脚注[編集]

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