雑炊
ナビゲーションに移動
検索に移動
雑炊(ぞうすい)とは、本来は字義のように「炊込みご飯」をいう。その意味ではピラフや炊込みご飯やパエリアに類す。とはいえ現在では区別は曖昧である。
概要[編集]
ときに「雑炊」と「おじや」との違いについて議論があり、「『雑炊』は白飯(冷飯)を水で洗ってぬめりを取るのに対し、『おじや』は洗わずに作る」という誤解があるが、雑炊はもともと味がついているため水洗いはしない。白飯のおじやを味付けせずに供すると、いちおうおかゆとして認められるようである。
たらちり(湯豆腐との区別は曖昧)、鶏の水炊き、しゃぶしゃぶなどの鍋物の残りの出汁(残った具は穴あき玉杓子や網杓子で攫うこと)に素麺・ひやむぎ、茹で饂飩などを入れたりするのは一般的であるが、麺ではなく冷や飯(水で晒して粘りを取ってもよい)と醤油などで味をつけと、ときに溶き玉子などをかけて小葱などを散らして火を止めて蓋をし、二分ほど蒸らしてから取り分けたのち食す。食欲がないときに一人前だけ食べたいときは、粉末の鶏出汁と冷凍ごはんと玉子の冷凍の小葱くらいがあればいい。
参考文献[編集]
脚注[編集]