久留里城

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久留里城(くるりじょう)とは、千葉県君津市にある日本城郭である。里見氏の居城。

概要[編集]

元々武田信長1455年に築いた城だが、山城としての久留里城は南総里見八犬伝で有名な里見美実の孫、里見義堯1535年に築かれた。1530年代後半に後北条氏当主・北条氏康と対立すると義堯は真里谷信応と組んで真里谷信隆を攻め、久留里城を奪い、以後久留里城は里見氏の居城と成った。その後信応は里見から寝返った為殺害され、里見氏の当主、里見義弘は後北条氏と幾度かの合戦の後に同盟を結び、その後も城は存続して江戸時代には里見氏の領地として久留里城城下町が作られた。しかし里見氏は転封された為土屋氏が治めることとなり、新井白石もその城で生年時代を過ごしている。その後は黒田直純を祖とする中山黒田氏の政治が1872年まで続いた。直純は久留里城の天守閣を二層櫓天守に改良したり、久留里藩を急成長させている。しかし1872年に廃城となった。現在の天守閣は1977年君津市が建てた模擬天守の為、黒田氏時代の天守はちゃんとした文献が残っているくせに再現されていない。コストを抑制する為だろうか。

アクセス[編集]

久留里駅から車で5分+徒歩25分。

関連項目[編集]