久木綾子
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久木 綾子(ひさぎ あやこ、大正8年(1919年) - 令和2年(2020年)7月13日)は、日本の女性作家。本名は池田 綾子(いけだ あやこ)。
生涯[編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
昭和15年(1940年)に比叡山の里坊・理性院で後の天台座主即真周湛のもとで修行生活を1年送った後、松竹大船撮影所報道部勤務。同人誌「霜月会」同人となる。昭和20年(1945年)に山口県人の池田正と結婚。以後40年専業主婦を務めた。夫が死去した後の平成2年(1990年)、文学に戻る決意をし『見残しの塔』執筆のための勉強。
平成20年(2008年)、『見残しの塔周防国五重塔縁起』で作家として89歳でデビューした。平成22年(2010年)、『禊の塔羽黒山五重塔仄聞』を出版。89歳の新人作家として話題になり、NHKラジオなどで紹介された。