中西進
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中西 進(なかにし すすむ、昭和4年(1929年)8月21日 - )は、日本文学者。特に萬葉集研究で知られる。高志の国文学館館長、京都市中央図書館館長、京都市右京中央図書館館長、田辺聖子文学館館長、堺市博物館館長、奈良県立万葉文化館名誉館長。全国大学国語国文学会会長、日本ペンクラブ副会長。文学博士。
経歴[編集]
- 1929年8月21日、東京に生まれる。
- 広島大学附属高等学校卒業
- 東京大学文学部国文学科卒業。
- 東京大学大学院博士課程修了。
- 成城大学教授[1]。
- アメリカ・プリンストン大学客員教授。
- 筑波大学教授。
- 1960年頃、博士論文『萬葉集の比較文学的研究』により文学博士。学位授与番号=甲第784号、東京大学。
- 1985年、帝塚山学院大学教授。
- 1988年、国際日本文化センター教授。トロント大学客員教授。
- 1993年、日本比較文学会会長(1999年まで)
- 1994年、歌会始召人。
- 1997年、大阪女子大学学長。
- 2001年、帝塚山学院理事長、万葉文化館館長。
- 2004年、京都市立芸術大学学長。
- 2011年、池坊短期大学学長。中西進「万葉青春塾」
元号令和[編集]
新元号「令和」は萬葉集を典拠としているため、萬葉集を専門とする中西進・大阪女子大学名誉教授が考案したとの見方が広がっているが、本人は天が決めるものだとして、ノーコメントと回答している[2][3]。
講演[編集]
- 2003年11月29日、「立命館大学秋季公開講演会・日本にはどんな文化の力があるか」立命館大学衣笠キャンパス以学館旧1号ホール(現IG101号)[4]
- 2004年9月18日、講演「日本文学の魅力とは何か」国士舘大学中央図書館多目的ホール(世田谷キャンパス)[5]
- 2018年3月27日、シンポジウム「厳島神社と日本文化の源流」はつかいち文化ホールさくらピア小ホール[6]
受賞歴[編集]
- 1964年、読売文学賞。
- 1970年、日本学士院賞を受賞。[7]
- 1990年、和辻哲郎文化賞。
- 1997年、大佛次郎賞。
- 2002年、京都新聞文化賞。
- 2004年、奈良テレビ放送文化賞。
- 2010年、菊池寛賞。
- 2013年、文化勲章受章。
参考文献・注釈[編集]
- ↑ ふくろうの庵
- ↑ 新元号「天が決める」
- ↑ 令和の考案者とされる中西進氏取材に「知りません」日刊スポーツ、2019年4月2日
- ↑ 立命館大学秋季公開講演会立命館大学、2003年10月28日
- ↑ 人文学会講演会
- ↑ 厳島神社と日本文化の源流
- ↑ 受賞審査要旨