下条氏
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概要[編集]
甲斐下条氏[編集]
甲斐国巨摩郡下条(現在の山梨県韮崎市)を発祥とする一族で、同国守護であった武田氏の一族とされている。室町時代に信濃国伊那郡に移り、吉岡城主となった。この一族が一躍表舞台に出たのは、武田信玄の時代に下条信氏が信玄の妹を妻に迎えて、信玄の義兄弟になったことである。下条家は武田一門として活躍したが、天正10年(1582年)の織田信長による武田征伐の際に抵抗するも駆逐された。その後、徳川家康に従うも、一族で内紛のために天正15年(1587年)を最後に姿を消した[1]。
江戸時代に陸奥国盛岡藩士として存在する下条氏は、甲斐下条氏の一族といわれる[1]。