ポーランド国鉄9号線

ポーランド国鉄9号線とはポーランドの鉄道路線である。

概要[編集]

ワルシャワ東駅からグダニスク中央駅を結ぶ全長323.393㎞の電化複線の路線である。かつてはプロイセン東線の一部を形成する路線の一部であった。(トチェフ-マルボルク間)

歴史[編集]

現在の9号線はロシア帝国とプロイセン王国によるポーランド分割後、別々で建設された。最初はグダニスク(ダンツィヒ)からトチェフまでが1852年に開業し、1857年にはマルボルクまで達した。ベルリンとケーニヒスベルク(現カリーニングラード)プロイセン東線の一部として建設された。1876年にはマルボルクとイワヴァまでが開業、その1年後、ワルシャワとイワヴァ間が開業し、全線を通して開通した。また1873年以降線路は段階的に複線化され、最後の単線区間のミコワイキ・ポモルスキエとマルボルク間が1967年に複線化された。

1969年からは電化が開始され、グダニスクからトチェフ間が電化された。1972年にはワルシャワからナシエルスク間が電化、1983年から1985年にかけては残りの区間が電化された。

2006年から2014年にかけて、この路線は大規模な近代化が行われ旅客列車は最高時速200㎞、貨物列車は時速120㎞となった。最速列車はワルシャワ中央駅とグダニスク中央駅を2時間半で結んでいる。

運行形態[編集]

長距離列車[編集]

PKP Intercityが1～2時間に1本ICを走らせている。いずれも9号線で完結する路線はなく、グダニスク中央駅より北のグディニア中央駅からクラクフ中央駅またはビエルスコ-ビアワ中央駅を結んでいる。また多系統のICも頻繁に走る。

地域列車[編集]

マゾヴィア鉄道[編集]

マゾヴィア県周辺(ワルシャワ-ヅィアウドヴォ間)ではマゾヴィア鉄道が地域列車を運行しておりモドリン駅までは1時間に2本、モドリンから先は1時間に1本となる。ナシエルスク、ツィエハヌフ、ムワヴァで折り返す列車がほとんどで県境を越えたヅィアウドヴォ駅までの列車は3～4時間に1本である。ワルシャワ西駅から来る(ワルシャワ・グダニスカ駅経由)列車(R90)が普通運転を行う。ワルシャワ東駅からモドリン駅までの列車(RL)は快速運転を行う。

ポルレギオ[編集]

ヅィアウドヴォ以北はポルレギオが全て運行する。

ヅィアウドヴォ-イワヴァ中央間

午後(13時頃から19時頃まで)にしか列車を運行しない~~という鬼プレイ~~で一日2.5往復しか走らない。

イワヴァ中央駅-マルボルク間

1日4往復設定されている。~~ただしなぜか午後の方に本数が多く偏っている。~~

マルボルク-グダニスク中央間

マルボルク駅やトチェフ駅から各方面から来る列車がグダニスク中央駅に集まる関係でこの区間は本数が多く1時間に1本設定されている。

ポーランド国鉄9号線

目次

概要[編集]

歴史[編集]

運行形態[編集]

長距離列車[編集]

地域列車[編集]

マゾヴィア鉄道[編集]

ポルレギオ[編集]

駅一覧[編集]

プロイセン東線[編集]

関連項目[編集]

案内メニュー

ポーランド国鉄9号線

概要[編集]

歴史[編集]

運行形態[編集]

長距離列車[編集]

地域列車[編集]

マゾヴィア鉄道[編集]

ポルレギオ[編集]

駅一覧[編集]

プロイセン東線[編集]

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