ブリ
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ブリ | |
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分類 | |
界 | 動物界 |
門 | 脊索動物門 |
綱 | 条鰭綱 |
目 | アジ目 |
科 | アジ科 |
種 | ブリ |
名称 | |
学名 | Seriola quinqueradiata Temminck et Schlegel, 1845 |
和名 | ブリ (鰤) |
保全状況 |
ブリは、南方系の大型回遊魚であり、アジ目(旧:スズキ目)アジ科に分類される海水魚である。ここ数年の海水温度上昇で北海道でも漁獲高が上がっている。
概要[編集]
出世魚の一つでもあり、地域差はあるが、1キロに満たないものはフクラギ、3キロ以下はイナダ[注 1]、それ以上ならばブリである。
食べ方はバリエーションに富み、刺身のほか照り焼きや塩焼きなどの焼き魚、大根と煮たブリ大根のように煮魚にも向く万能選手である。北海道では消費を拡大しようとあれこれ試行錯誤している。
旬は冬であり、特に寒ブリと呼ばれて重宝される。また、富山県の氷見寒ブリ、石川県の能登天然寒ブリなどがブランドとして有名である。
養殖も盛んであり、四国地方や九州地方で大規模に養殖されている。また、魚臭さや魚肉の変色を抑える目的でエサに柑橘類などを混ぜ込んで育てられたフルーツ魚としての養殖もされている。例として、みかんの果皮やカスなどをエサに混ぜ込んで育てられたぶりが「みかんブリ」として回転ずしに並んでいたこともある。
活用法[編集]
三つ柏福まさでは天然ブリの燻製(80グラム入りで850円)を販売している。同商品は知床しゃりブランドにも選ばれている。
国分北海道は2023年の8月に五島軒監修で「道南産ブリのフィッシュミートソース風」(180グラム入り680円)を開発した。地元の高校生のアイディアで函館発だという。
江別の道立総合研究機構食品加工センターでは鰹節より美味いとされるブリ節を2018年に開発し始め、2020年に函館でブリ節だしの塩ラーメンを販売したりしている。またブリひき肉も構想に入れているとか。
参考文献[編集]
注釈[編集]
- ↑ 関西ではハマチ。