ヒョウ
ナビゲーションに移動
検索に移動
ヒョウ | |
---|---|
分類 | |
目 | 食肉目 |
亜目 | ネコ型亜目 |
科 | ネコ科 |
亜科 | ヒョウ亜科 |
属 | ヒョウ属 |
種 | ヒョウ |
名称 | |
学名 | Panthera pardus (Linnaeus, 1758) |
和名 | ヒョウ (豹) |
英名 | Panther |
保全状況 | |
IUCNレッドリスト | 危急種 (IUCN 3.1) |
ワシントン条約 | 附属書 I |
ヒョウとは、食肉目(ネコ目)ネコ科ヒョウ属に分類される哺乳類の一種である。
概要[編集]
サハラ以南のアフリカやアフリカ北東部、中央アジア、インド、中国に生息する。
夜行性である。群れを作らず単独で生活する。
主にシカやレイヨウ類を食べ、サル、魚、爬虫類なども捕食する。
木登りがうまく、獲物が他の動物に奪われないように木の上に引っ張り上げる。
繁殖期は特に決まっていなく、一年中繁殖することが出来る。
妊娠期間は、90~105日で、1産2~3仔である。
ライオンと交配されることが出来、父はヒョウ、母はライオンの場合は「レオポン」その逆の場合は、「ライパート」と呼ばれる。
形状[編集]
体長は、100~190㎝で、尾長は70~95㎝、体重は30~70㎏。
淡黄褐色から淡褐色の地に黒い斑紋がある。全身が真っ黒の個体も確認されている。
亜種[編集]
これまでに27亜種が記載された。然し1996年以降はミトコンドリアDNAを分析した結果により8亜種が有効とであるとされている。
- アフリカヒョウ African leopard Panthera pardus pardus
- インドヒョウ Indian leopard P. p. fusca
- ジャワヒョウ Javan leopard P. p. melas
- アラビアヒョウ Arabian leopard P. p. nimr
- アナトリアヒョウ P. p. tulliana
- ペルシャヒョウ P. p. saxicolor
- バルチスタンヒョウ P. p. sindica
- コーカサスヒョウ P. p. ciscaucasica
- アムールヒョウ Amur leopard P. p. orientalis
- キタシナヒョウ P. p. japonensis
- インドシナヒョウ Indochinese leopard P. p. delacouri
- スリランカヒョウ Sri Lankan leopard P. p. kotiya
名称[編集]
学名は、「Panthera pardus」。属名・種小名どちらもラテン語で「ヒョウ」を意味する。
英語では、「Panther」と呼ばれ、『Panthera』に由来する。
「Leopard」は、ラテン語で「ライオン」を意味する『leo』と『pardus』の造語である。