ニューブリーズ号
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ニューブリーズ号(ニューブリーズごう)は、東京都と広島県広島市の間を結んでいた高速バスの愛称である。
概要[編集]
運行開始に当たっては、当時の運輸省がダブルトラックでの路線設定を奨励しなかったため、小田急バス・広島電鉄とJRバス関東・中国JRバスの2陣営が共同運行前提で路線免許を取得。
当初は山陽自動車道未開通のため、中国自動車道・三次駅経由となっていた。
長らく、1日1往復運行ながら常に2号車が出る(小田急・JR関東/広電・中国JR)運行体制を敷いていたが、2003年(平成15年)に東広島市・山陽自動車道経由便を分割して2往復となり、2008年6月に広島電鉄・JRバス関東が撤退して、その後は小田急シティバス・中国JRバスの共同運行体制となった。2009年(平成21年)には中国自動車道経由便が廃止され、山陽自動車道経由の直行便となった(直行便は後に季節運行化)。
2018年に発生した平成30年7月豪雨では中国地方での代行バス運行に必要な乗務員を捻出及び災害対応のため、同年8月から11月まで中国JRバス担当便をJRバス関東が肩代わりしていた。
2023年3月末を以て乗務員不足などを理由に路線廃止となり、ドリーム岡山・広島号が実質肩代わりした[注 1]。
なお、2024年(令和6年)11月21日より、かつての季節運行便同様に、東京 - 広島を直行する「グランドリームエクスプレス広島号」が運行開始。東京都区内のホテル代高騰で需要が見込めることを設定の理由としている。
運行会社[編集]
- 小田急ハイウェイバス(世田谷営業所)
- 中国ジェイアールバス(広島支店)
両社とも乗務員が2名乗務し、途中で交代しながらの運行であった。
停車停留所[編集]
季節運行便[編集]
毎日運行便[編集]
使用車両[編集]
- 3列シート・トイレ付
- 乗務員2名乗務、途中交代あり運行のため床下仮眠室を装備した車両で運行。
- 多客に伴う続行便が出た場合、夜行車の在籍数の関係上3号車以降は4列シート車になる場合があった。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- ↑ 但し、東広島市内への停車は無くなった。
- 出典