ジョー・バイデン
ジョセフ・ロビネット “ジョー” バイデン・ジュニア(Joseph Robinette "Joe" Biden, Jr., 1942年11月20日 - 、発音/'dʒoʊsəf rɒbɪ'nɛt 'baɪdən/)は、アメリカの政治家。合衆国46代大統領。
概要[編集]
アメリカ合衆国第47代副大統領を2009年から2017年まで務めたのち、史上最高齢の78歳で2021年にドナルド・トランプとの選挙に勝利してアメリカ合衆国第46代アメリカ合衆国大統領に就任した。副大統領経験者が大統領になるのはジョージ・H・W・ブッシュ以来28年ぶり。大統領としての4年間の在任期間は、新型コロナウイルスの流行から世界が復興した時期にあたる。
妻はジル・バイデン、長男はデラウェア州司法長官を2期務めたボー・バイデン、次男はハンター・バイデンである。
経歴[編集]
アメリカ東部・ペンシルベニア州出身。デラウェア大学、シラキュース大学法科大学院で学んだ後、30歳のときに民主党の連邦上院議員となる。司法委員長や外交委員長などを歴任し、バラク・オバマ政権下で第47代アメリカ合衆国副大統領を8年間勤め上げている。1988年(1988年アメリカ合衆国大統領選挙)と2008年(2008年アメリカ合衆国大統領選挙)には大統領選にも立候補した。
バイデンは家族運に恵まれず、今の妻のジルは後妻である。先妻との間に2男2女に恵まれているが、その先妻と長女は1972年に交通事故で事故死した。また長男も2015年に自身に先立って病死している。
問題点[編集]
大統領になってからは、記憶力の弱い高齢者というイメージを持たれており、これが最終的に2期目続投への致命傷となった。
また、ニューヨーク・マンハッタンにて262 Fifth Avenueという住居用ビルが建てられ、すぐ近くにあるニューヨークひいてはアメリカ合衆国の象徴であるエンパイア・ステート・ビルディングが見えにくくなり台無しになってしまった際の大統領である。エンパイアステートビルは元々、世界で最も高い建物であり、ハーバート・フーバー元大統領も携わった一大プロジェクトであり、数々の賞と名誉を受け、「20世紀最高の建築」とまで認識・認定されていたが、そのようなビルの近くにただのマンションを建てて素晴らしい風景を台無しにすることに対し、バイデンは何も手立てを打たなかった。
アメリカの繁栄を象徴する場である、ニューヨークのスカイラインを破壊することで多くの人が残念に思うのは当然のことであり、エッフェル塔や姫路城の前にタワマンを建てて景色を台無しにするようなものである。エンパイアステートビルディングの由来がニューヨークの愛称である「エンパイアステート」から来ており、長年ニューヨークの第一の象徴であったことを考えると、ニッポニア・ニッポンという学名を持っていたトキが日本で絶滅したのと通じるものがある。