シーザー・ペリ
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シーザー・ペリ(César Pelli、1926年10月12日 - 2019年7月19日)は、アルゼンチン出身のアメリカの建築家。「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ」代表。
生涯[編集]
若い頃はアルゼンチン北部のサンミゲルデトゥクマンで育つ。1950年代にアメリカに移り、1960年代から建築家として頭角を現してゆく。アメリカ・ニューヨークのワールド・フィナンシャルセンター(現在のブルックフィールド・プレイス)やイギリス・ロンドンのワン・カナダ・スクエア、中国・香港の国際金融中心などを設計した。日本においても東京都の在日米大使館やNTT東日本本社、福岡県福岡市のヒルトン福岡シーホークなどの設計を手掛けた。
1995年にはアメリカ建築家協会のゴールドメダルを受賞している。晩年になっても2004年まで世界最高層だったマレーシアのペトロナス・ツインタワーや日本一高い大阪府大阪市のあべのハルカスなど、各地で数々の超高層ビルをデザインしている。
2019年7月19日、アメリカ東部のコネティカット州・ニューヘブンの自宅で死去した。92歳没。死因は不明である。
著書[編集]
- 1999年: Observations for Young Architects (Monacelli Press)