オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種
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オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種とは、オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオ(以下:チュウゴクオオ)の雑種である。
形状[編集]
オオサンショウウオ及び、チュウゴクオオと形状だけで見分けるのは困難である。
体色は、褐色で黒と淡色の斑紋がある。
オオサンショウウオよりも頭と尾が大きく、下顎に沿って並ぶイボの数が多い。
頭部背側面のイボは、オオサンショウウオよりも多く、鋤骨歯列の幅も広い。
人間との関係[編集]
1970年代に中国から持ち込まれたチュウゴクオオが放流され、オオサンショウウオと交雑を起こしてる。
2024年現在、広島県、岡山県、京都府、大阪府、奈良県、滋賀県、三重県、愛知県、岐阜県の7府県で記録がある。
鴨川水系にいるオオサンショウウオの9割が雑種である。
2024年5月28日、外国産オオサンショウウオとそれとの雑種が特定外来生物に指定する事が閣議決定され、7月1日から執行された。
三重県名張市では、チュウゴクオオと交雑種を捕獲し、廃校となった小学校で飼育している[1]。
出典[編集]
- ↑ “オオサンショウウオと外来種との交雑個体 広島で発見相次ぐ”. www3.nhk.or.jp. (2022年10月13日). オリジナルの2022年10月12日時点によるアーカイブ。 2024年7月14日閲覧。