オオサンショウウオ
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オオサンショウウオとは、サンショウウオの一種である。
形状[編集]
全長は平均で60~100cm、最大では全長135cm、体重19.5kgになる。色は暗褐色で黒色の斑紋が体中に散らばる。
頭部は扁平し、イボが多数ある。胴は扁平し、長い。尾は側扁して尾状となる。
眼は退化しており、小さい。口は大きい。
生態[編集]
日本固有種であり、岐阜県以西の本州、四国、九州北部に分布し、山の渓流で見られる。
昼は、穴に隠れており、夜間に活動する。餌は魚類やカエル、サワガニなど。
通常は水中で過ごすが、移動や洪水の際に陸上で見られる場合もある。
ライフサイクル[編集]
8~9月に川の上流に集まり、水中の横穴を巣にして、産卵が数回行われる。
卵は数珠になっており、400~500個の卵が含まれる。1週間した10月に卵が孵化する。
幼体は巣穴に住む。3年で全長約20cmになる。
人間との関係[編集]
名称[編集]
オオサンショウウオは、「ハンザキ」との呼ばれ、これは半分にちぎっても生きられるという伝承に由来する。
保全[編集]
移入されたチュウゴクサンショウウオと交雑してしまい、遺伝子撹乱が置いている。