オオサンショウウオ属
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オオサンショウウオ属とは、オオサンショウウオ科に属する両生類の属である。
概要[編集]
大半は中国に生息し、日本には在来種一種と外来種一種の2種のみが分布する。ヨーロッパや北米では本属の化石が発見されている。
属名は古代ギリシア語で「像」を意味する‘‘ἀνδριάς’’が語源である。
2024年7月1日よりオオサンショウウオを除くオオサンショウウオ属が特定外来生物に指定された。
種[編集]
本属には7種が分類される。未記載種が存在することが知られており、2024年の研究では中国産ものは9種(その内、記載されているのは4種)とされている[1]。 「†」がつくものは化石種。
- オオサンショウウオ Andrias japonicus (Temminck, 1836)
- チュウゴクオオサンショウウオ Andrias davidianus (Blanchard, 1871)
- スライゴオオサンショウウオ Andrias sligoi (Boulenger, 1924)
- Andrias cheni Xu et al., 2023
- Andrias jiangxiensis Lu et al., 2022
- Andrias sp. "A"
- Andrias sp. "C"
- Andrias sp. "D2"
- Andrias sp. "F"
- Andrias sp. "G2"
- † Andrias scheuchzeri
- † Andrias matthewi
出典[編集]
- ↑ Melissa M.ほか (2024). “What’s in a name? Using species delimitation to inform conservation practice for Chinese giant salamanders (Andrias spp.)”. Evolutionary Journal of the Linnean Society. .