よみもの:鉄道を安価に利用する方法/バスでショートカットができる区間

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鉄道を安価に利用する方法 > 鉄道を安価に利用する方法/バスでショートカットができる区間

この項目を見る前に先によみもの:鉄道を安価に利用する方法#バスでショートカットするを読むことをオススメします。

はじめに[編集]

先日、よみもの:鉄道を安価に利用する方法にて路線バスでショートカットするのは交通費を節約するのに有効な手段だと紹介しました。このページでは、自称交通評論家のYoyocityが特に効果的だと思った区間に関して紹介したいと思います。

定義[編集]

鉄道を定価で利用した時より安価になる

前提となるよみものの性質上これは絶対条件です。このほかに以下の定義のうち2個以上の利点があったものを中心に紹介したいと思います。

  • 鉄道よりも短い時間で移動ができる
  • 乗換不要
  • 着席できる
  • 日常的に使うことができる(平日日中に毎時2本以上が運行されている区間)

リスト[編集]

以下上段を鉄道利用、下段をバス利用としています。最も優れている部分には背景色を緑色にしています。

東北[編集]

区間 定価での大人運賃 所要時間 乗換回数 日中時間帯の
1時間当たりの運行本数
利用路線 備考
仙台 - 山形 1,166円 1時間18分 0回 1本 仙山線
1,000円 1時間10分 0回 3~4本 宮城交通
山交バス
仙台 - 山形間はJR仙山線と宮城交通・山交バスとの間で熾烈な旅客獲得合戦が繰り広げられている。かつては両区間の通し運行はJR仙山線のみの運行であったり、バスで移動する際には作並温泉での乗り換えが必要であったが、2000年以降の規制緩和により2004年に当時の桜交通富士交通東北山形道を使用した高速バス路線の新設を発表。対抗して宮城交通・山交バスも参入を発表するとさらに競争は激化した。桜交通と富士交通はのちに民事再生法による破産手続きが行われたことで競争からは撤退したが、残った2社によって高頻度・低運賃による運行が続けられている。山形側・仙台側いずれも両駅以外にも集客が見込める場所にバス停が置かれていることもあって利便性が高い。

高速バス新設以降、仙山線は仙山間の都市間輸送よりも仙台市内の近距離輸送に主観を置いたダイヤへと変化している。

仙台 - 石巻 858円 60分[1] 0回 1~2本 仙石線
仙石東北ライン
850円 1時間15分 0回 1~2本 宮城交通
仙台 - 石巻間は仙石線と宮城交通による高速バス路線が並行している。鉄道側は仙石線がわで快速運転が行われていたが、東日本大震災以降の旅客動向の変化により、仙石東北ラインが新設され仙石線の快速列車が同線を走行するようになった。その後コロナ化による変化により仙台 - 石巻間の普通は日中2時間に1本に減便されている。なお、鉄道移動として小牛田から陸羽東線利用ルートも考えられるが、陸羽東線自体の運行本数が少ないためここでは省略する。

高速バスは平日朝の仙台方向及び平日夕方の石巻方向にまとまった本数が運行されており、需要に見合った供給バランスを提供している。石巻専修大学イオンモール石巻にも停留所が設置されており、駅以外からの移動では鉄道よりも利便性が高い。

関東[編集]

区間 定価での大人運賃 所要時間 乗換回数 日中時間帯の
1時間当たりの運行本数
利用路線 備考
西馬込 - 川崎 496円 40分 2回 6本 浅草線大井町線京浜東北線 大井町線経由
450円 40分 2回 6本 浅草線山手線東海道線 五反田経由
268円 30分 0回 5本 東急バス
川崎 - 綱島 358円 25~30分 1回 9本 南武線東横線 武蔵小杉乗換
220円 35分 0回 5~6本 臨港バス
新横浜 - 鶴見 230円 20~30分 1回 9本 横浜線京浜東北線 東神奈川乗換
220円 35 ~ 45分 0回 10 ~ 11本 横浜市営バス
臨港バス
上大岡 - 大船 377円 35 ~ 40分 1回 6本 京急根岸線 杉田乗換
399円 25 ~ 30分 1回 8本 ブルーライン
横須賀線または東海道線
戸塚乗換
294円 35 ~ 40分 0回 5 ~ 6本 神奈中バス
江ノ電バス

脚注[編集]

  1. 普通の場合、1時間20分程度