よみもの:野球の珍プレー
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野球の珍プレーを紹介します。これも野球の魅力です。
サヨナラホームスチール?[編集]
2012年7月12日の第94回全国高等学校野球選手権神奈川大会1回戦・日本大学藤沢対武相戦(神奈川県立保土ケ谷公園硬式野球場)で、2 - 2の同点で迎えた9回裏一死満塁の場面。日大藤沢の打者は遊撃手へのインフィールドフライに倒れた。遊撃手は投手に返球し、野手が一呼吸置こうとマウンドに集まった。この時タイムはかかっておらず、捕手が手にマスクを持ち、投手が本塁に背を向けた隙に、日大藤沢の三塁走者が本塁に突入し生還[1]。武相は「タイムを取った」などと抗議したが判定は覆らず[2]、日大藤沢が3 - 2でサヨナラ勝ちを収め、三塁走者の本盗が記録された[1]。
試合終了後、武相ナインの一部は整列しなかったり帽子を脱がなかったりした[3]。また、一部の部員が試合後Twitterに「審判がまじくそだった」「審判キモかったわ」などと投稿していたことが発覚[2]。武相はこれを受け、少なくとも県大会終了まで活動を自粛し、県高野連の指示に従うことを決定した[4]。
なお、日大藤沢の監督はこの本盗について「うちが逆のことをやられたら逆上している」とコメントしている[1]。
このプレーがインフィールドフライが遠因のサヨナラ劇か否かを巡り、ウィキペディアでは6年もの間議論がなされているが、一連のプレーとは言えないという意見が優勢であるようだ。
抗議する武相ナイン。無念とはいえ、このような態度では炎上も不可避か。
独自に考察を行う者もいる。
古木あーっと![編集]
横浜ベイスターズ・古木克明による、空前絶後のチョンボ(本人公認)。
詳細は「古木あーっと!」を参照
先頭打者初球ランニングホームラン[編集]
2014年5月6日のオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズ(京セラドーム大阪)。ロッテ先頭打者の荻野貴司は西勇輝の投じた初球をレフト方向へ打ち返した。誰もがレフト前ヒットと思った次の瞬間、レフトを守っていた竹原直隆が足を縺れさせて転倒。ボールが転々と転がる間に、球界屈指の俊足荻野はホームイン。記録はランニングホームランとなった。先頭打者初球ランニングホームランはパ・リーグ初、先頭打者ランニングホームランも2000年の西武・宮地克彦以来リーグ4人目という珍記録が生まれた。
ホームランを献上してしまった竹原だったが、腐らずその後の打席でソロホームランを放ちオリックスの勝利に貢献、1失点を自らのバットで取り返した[5]。
ハッピーエンド(?)
ファウルすれすれのサヨナラ内野安打[編集]
2017年6月6日の福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ(福岡ヤフオク! ドーム、現・ペイペイドーム)。両チーム同点で迎えた延長10回裏2死三塁、ソフトバンクの主砲柳田悠岐がフルスイングした打球はボテボテのゴロになった。ヤクルトの久古健太郎・谷内亮太はこの打球がファウルになると見てボールを取らずにいたが、フェアグラウンドにギリギリ留まった。三塁ランナーがホームインし、記録はサヨナラ内野安打となった。
打った柳田は「打ったときは『ヤバい』と思って走った」、工藤公康監督も「初めて見ました」と驚きを隠さなかった[6][7]。
思わず「ガックリ」
脚注[編集]
- ↑ a b c “相手知らぬ間にサヨナラ本盗/神奈川大会”. 日刊スポーツ. (2012年7月13日) 2018年2月21日閲覧。
- ↑ a b “サヨナラ負けで審判批判。高校野球部員に飲酒・喫煙疑惑も”. livedoor ニュース (LINE). (2012年7月13日) 2018年2月21日閲覧。
- ↑ “サヨナラ負けで審判批判をネット書き込み 神奈川・武相高野球部”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2012年7月20日). オリジナルの2012年7月21日時点によるアーカイブ。 2018年2月21日閲覧。
- ↑ “武相 野球部員がネットに審判批判書き込みで活動自粛”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2012年7月20日) 2018年2月21日閲覧。
- ↑ オリ竹原、場内爆笑のズッコケ&汚名返上弾 ニッカンスポーツ、2014年5月6日、2018年3月26日閲覧
- ↑ ソフトバンク柳田「ヤバイ」コロピタ安打でサヨナラ ニッカンスポーツ、2017年6月6日、2018年3月26日閲覧
- ↑ 【ソフトバンク】柳田「奇跡」のサヨナラ打!フルスイングで転がったのはたった10メートル スポーツ報知、2017年6月7日、2018年3月26日閲覧