捕手
捕手(ほしゅ)とは野球で投手の球を受ける選手のこと。キャッチャー、Cと呼ばれる。守備番号は2。
概要[編集]
投手がどの球をどこに投げるかリード(配球)する必要があるため、打者の傾向や状況に応じた判断をする必要がある。そのため、守備負担が非常に大きく、他の野手のポジションと比べ打力がある選手は少ない。近年は特にその傾向が強くなっている。
一塁線・三塁線が交わるバッターボックス付近を守るため扇の要と呼ばれることもある。
主な捕手[編集]
日本プロ野球[編集]
現役選手[編集]
- 甲斐拓也
詳細は「甲斐拓也」を参照
ソフトバンクに所属する捕手。肩の強さに定評がある、黄金期SBの正捕手。
- 森友哉
詳細は「森友哉」を参照
オリックスに所属する捕手。打撃力に定評がある。2022年オフにFA宣言し、西武からオリックスに移籍した。
引退した選手[編集]
- 古田敦也
詳細は「古田敦也」を参照
ヤクルトに所属していた捕手。1990年代ヤクルトの黄金期を支えた。リード、肩の強さ、バッティング全てが良く、首位打者、最多安打をそれぞれ1回づつ獲得、ベストナインを9回、ゴールデングラブ賞を10回、最優秀バッテリー賞を6回受賞した。
- 阿部慎之助
詳細は「阿部慎之助」を参照
巨人に所属していた捕手。首位打者など打撃タイトルも獲得。晩年はファーストにコンバートされ、2000本安打を達成した。
- 城島健司
詳細は「城島健司」を参照
ダイエー・阪神に所属していた捕手。日本人捕手としては初めてメジャー挑戦をした。ダイエー時代にはダイハード打線の5番キャッチャーとして活躍。
- 谷繁元信
詳細は「谷繁元信」を参照
大洋・横浜、中日に所属していた捕手。横浜ではマシンガン打線の捕手として、そして中日では黄金期落合ドラゴンズ不動の正捕手として活躍。晩年は打力がかなり落ちたが、守備面での貢献が素晴らしく、ゴールデングラブ賞を多く受賞した。
- 伊東勤
詳細は「伊東勤」を参照
西武に所属していた捕手。黄金期西武の正捕手で、ベストナインを10回、ゴールデングラブ賞を11回、最優秀バッテリー賞を6回も受賞した。
- 里崎智也
詳細は「里崎智也」を参照
ロッテに所属していたネタ枠捕手。