UNDOをどうぞ
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「UNDOをどうぞ」 | ||||
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平沢進の楽曲 | ||||
収録アルバム | 『VIRTUAL RABBIT』 | |||
英語名 | Please Push "UNDO" Key | |||
リリース | 1991年5月25日 | |||
ジャンル | 反戦歌 | |||
レーベル | ポリドール | |||
作詞者 | 平沢進 | |||
作曲者 | 平沢進 | |||
『VIRTUAL RABBIT』収録順 | ||||
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『UNDOをどうぞ』(アンドゥをどうぞ)とは、平沢進の楽曲である。
概要[編集]
4thソロアルバム「Virtual Rabbit」に収録されている。
曲内には、元日本兵の菊池又衛による朗読が使われている。
サビ前の機械音声は、AmigaというパソコンのSayコマンドの音声である。サビには藤井一彦と藤井ヤスチカのコーラスも入る。
ライヴでは、1991年6月25日のヴァーチュアル・ラビット・ツアーで演奏された。
朗読している老人について[編集]
平沢進が老人ホームに三界の人体地図で使う音声を取りに行った所、菊池又衛に出逢った。
老人ホームの職員に「この人は認知症だから別の人にしましょう」と言われたが、平沢はこの人に決めた。
老人は、「これから私が話すことを全て録音し、人々に伝えてください」と言い、平沢は「はい」と言って、レコードを回した。
すると老人は、太平洋戦争でガダルカナル島へ派兵した時の話をし始めた。
老人は、1時間以上語り、カニバリズムをした事、命令を下した上官の実名、犠牲にしてしまった戦友の名前などを話した。
語り終えると「これを人々に伝えてください」と老人が言い残し、部屋に戻った。
平沢は、この老人の悔いを分散し、語られた内容を要約して、この曲とQUITが作られた。