魏の五将軍
ナビゲーションに移動
検索に移動
魏の五将軍(ぎのごしょうぐん)とは、中国の三国時代の魏において最も活躍した5人の将軍を指す[1]。『三国志』の魏書第17で「張楽于張徐伝」があるが、これは張遼・楽進・于禁・張郃・徐晃の5将軍を指す[1]。いずれも曹操配下として多大な軍功を挙げた将軍である[1]。ただしこの5将軍の内、曹操に最初から仕えていたのは楽進だけであり[1]、他は他勢力から曹操に降伏して将軍となっている。また5将軍の内、楽進だけは魏が成立する2年前の218年に死去している。于禁は関羽との戦いで捕虜になり醜態をさらしたため、文帝からの侮辱を受けて221年に憤死。同年に張遼も江都で病死。徐晃は227年に病死。最も長命だった張郃は諸葛亮の北伐で蜀軍を破るなど活躍を見せるが、231年に蜀軍の前に戦死している。