高沢皓司
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高沢 皓司(たかざわ こうじ、昭和22年(1947年) - 令和4年(2022年)7月6日)は、日本のジャーナリスト。
略歴[編集]
大阪府大阪市出身。大学時代に全共闘、新左翼運動に参加し、編集者などを経て、フリージャーナリストとなり、よど号ハイジャックグループの取材を行なったりした。このグループの実態と、事件後の彼らを描いた著書「宿命」で、平成11年(1999年)に講談社ノンフィクション賞を受賞している。
令和4年(2022年)7月6日、誤嚥性肺炎のため、神奈川県の病院で死去した。75歳没。
著書[編集]
- 『沖縄・旅の時間 南風吹く島へ』 (シバシン選書)凱風社 1981
- 『兵士たちの闇』マルジュ社 1982
- 『生きいそぎの青春』講談社 1984
- 『沖縄・琉球弧への旅』 (シリーズ旅の本)社会評論社 1987
- 『カンボジア、いま クメール・ルージュと内戦の大地』写真と文 新泉社 1993
- 『東京・北京・平壌 全共闘経験を考える』新泉社 1994
- 『写真報告・素顔の北朝鮮』写真・文 現代書館 1994
- 『さらば「よど号」! 25年の軌跡』批評社 1996
- 『歴史としての新左翼』新泉社 1996
- 『宿命 「よど号」亡命者たちの秘密工作』新潮社 1998 のち文庫
共編著[編集]
- 『新左翼二十年史 叛乱の軌跡』高木正幸、蔵田計成共著 新泉社 1981
- 『フレームアップ 土田・日石・ピース缶事件の真相』編 新泉社 1983
- 『全共闘グラフィティ』文と編 新泉社 1984
- 『資料連合赤軍問題 1』編 新泉社 1984
- 『新左翼理論全史 1957-1975』蔵田計成共編 新泉社 1984
- 『マスコミ職業now マスコミ世界の全ガイド』高沢皓司 [ほか]共編. 凱風社 1985
- 『出版社now 出版社の全プロフィール』内野祐共編 凱風社 1985
- 『封建社会主義と現代 塩見孝也獄中論文集』塩見孝也救援会共編 新泉社 1988
- 『ブント(共産主義者同盟)の思想』全7巻 編 批評社 1990-99
- 川島豪, 塩見孝也『いま語っておくべきこと 現代資本主義論と社会主義論 革命的左翼運動の総括 対談』編. 新泉社 1990
- 『慟哭の民 1994年夏・ピョンヤン』小川淳共編著 現代書館 1994
- 『朝鮮民主主義人民共和国 「よど号」グループによる朝鮮レポート』山中幸男共編 (三一新書) 三一書房 1994
- 『女たちのピョンヤン 「よど号」グループの妻たち』編 (三一新書) 三一書房 1995
- 『祖国と民族を語る 田宮高麿ロングインタビュー』批評社 1996
- 『ブント(共産主義者同盟)の思想 別巻 (戦後史の証言・ブント)』島成郎監修, 編. 批評社 1999