高橋祐吉
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高橋 祐吉(たかはし ゆうきち、1947年 - )は、労働経済学者。元・専修大学経済学部教授。「敬徳書院」店主[1]。
経歴[編集]
埼玉県深谷市生まれ。福島県福島市出身[2]。1966年3月福島県立福島高等学校卒業。1970年4月東京大学経済学部卒業。1970年10月~1985年3月財団法人労働科学研究所研究員[3]。1985年4月専修大学経済学部助教授[3][4]、のち教授[3]。1998年3月「企業社会と労働組合」で博士(経済学)(専修大学)。[5]。この間、経済学部長(2000年~2004年)、副学長(2004年~2007年)、社会科学研究所事務局長、「専修大学九条の会」事務局長などを歴任[6]。2018年3月定年退職。同年9月の誕生日を前に自分出版社「敬徳書院」を立ち上げ[1]、小冊子「裸木」を発行[7]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『企業社会と労働組合』(労働科学研究所出版部[労働科学叢書]、1989年)
- 『企業社会と労働者』(労働科学研究所出版部[労働科学叢書]、1990年)
- 『労働者のライフサイクルと企業社会』(労働科学研究所出版部[労働科学叢書]、1996年)
- 『現代日本の労働問題』(労働科学研究所出版部[労働科学叢書]、1999年)
- 『現代日本における労働世界の構図――もうひとつの働き方を展望するために』(旬報社、2013年)
- 『「企業社会」の形成・成熟・変容』(専修大学出版局、2018年)
共著[編集]
- 『図説データブック これからの日本を読む――現代社会入門』(加藤哲郎、伊藤正直、田端博邦、寺西俊一共著、労働旬報社[現代社会を考えるシリ−ズ]、1987年)
- 『労働組合をつくりかえる――労働組合の選択』(黒川俊雄、木下武男、五十嵐仁、永山利和共著、労働旬報社[どうなるブックス]、1988年)
- 『技術革新と労働の人間化――高齢化社会への対応をめざして』(鷲谷徹、進藤弘基、酒井一博共著、労働科学研究所出版部[労働科学叢書]、1989年)
- 『労働運動に未来はある』(井出洋、木下武男共著、大月書店、1994年)
- 『雇用と生活の転換――日本社会の構造変化を踏まえて』(町田俊彦編著、宮嵜晃臣、鈴木奈穂美、小池隆生、兵頭淳史、内山哲朗共著、専修大学出版局、2014年)
編著[編集]
- 『サービス産業の労働問題』(鷲谷徹共編著、労働科学研究所[労働科学叢書]、発売:労働科学研究所出版部、1982年)
- 『図説 労働の論点』(鷲谷徹、赤堀正成、兵頭淳史共編、旬報社、2016年)
訳書[編集]
- スタンリー・パーカー『労働と余暇』(野沢浩共訳、TBS出版会、発売:産学社、1975年)
出典[編集]
- ↑ a b 敬徳書院について 敬徳書院
- ↑ [企業社会」の形成・成熟・変容 / 高橋 祐吉【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b c 「高橋祐吉教授 履歴・業績(PDF)」『専修経済学論集』第52巻3号、2018年3月
- ↑ 日本の労働組合運動編集委員会編『労働組合組織論』大月書店、1985年
- ↑ CiNii 博士論文 - 企業社会と労働組合
- ↑ 定年前夜のこと(三) 敬徳書院
- ↑ シリーズ「裸木」とは 敬徳書院