永山利和

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永山 利和(ながやま としかず、1940年 - )は、労働経済学者。元・日本大学商学部経営学科教授。専門は労働経済論、中小企業論、企業形態論[1]

経歴・人物[編集]

東京都生まれ[1]。1963年慶應義塾大学経済学部卒業。日通総合研究所経済調査部労働経済班研究員(1963~1967年)[1][2]、財団法人国民経済研究協会を経て、日本大学商学部教授。2010年退職[1]。2010年日本大学商学部非常勤講師。2015年退職[3]

2007年時点で建設政策研究所理事長、自治体問題研究所副理事長[4]。2011年時点で労務理論学会副会長、経済学会連合評議委員、行財政総合研究所理事長、建設政策研究所副理事長、中小企業家同友会全国協議会(中同協)企業環境研究センター顧問(元座長)、全国商工団体連合会(全商連)中小商工業研究所運営員[1]。2019年時点で建設政策研究所副理事長[5]。2021年時点で東京自治問題研究所理事長[6]自治労連・地方自治問題研究機構運営委員[7]

公契約条例に詳しく[8]、2014年に可決、2015年に施行された「世田谷区公契約条例」の制定に携わった[9]。世田谷区公契約のあり方検討委員会委員[10]、世田谷公契約適正化委員会委員[11]、副会長[12]、労働報酬専門部会委員[13][14]

浜矩子五十嵐仁とともに2020年東京都知事選挙に向けて「東京における市民と野党の共闘の実現と小池都政の転換を目的」として結成された「呼びかけ人会議」の代表呼びかけ人となっている[15]

著書[編集]

  • 『中小企業と労働組合』(渡辺睦、西村なおき、小野塚敬一、三瀬勝司共著、労働旬報社[労旬双書]、1977年)
  • 『労働組合をつくりかえる――労働組合の選択』(黒川俊雄、木下武男、五十嵐仁、高橋祐吉共著、労働旬報社[どうなるブックス]、1988年)
  • 『アジアの人びとを知る本 3 働く人びと』(加藤益雄共編、大月書店、1992年)
  • 『転換期の行財政システム』(横田茂共編、大月書店、1992年)
  • 『産業構造転換と中小企業――空洞化時代への対応』(吉田敬一、森本隆男共編著、ミネルヴァ書房[叢書現代経営学]、1999年)
  • 『公契約条例「法」がひらく公共事業としごとの可能性』(自治体問題研究所共編、自治体研究社、2006年)
  • 『政策づくりに役立つ自治体公共事業分析――入札・発注制度改革、地域づくりのために』(建設政策研究所共編、自治体研究社、2007年)
  • 『公共事業再生――分権時代の国土保全・建設産業政策』(編著、自治体研究社、2010年)
  • 『現代中小企業の新機軸』(編著、同友館、2011年)
  • 『地域と自治体 第37集 地方消滅論・地方創生政策を問う』(岡田知弘、榊原秀訓共編著、自治体研究社、2015年)
  • 『個人情報(プライバシー)丸裸のマイナンバーはいらない!』(今西清共編著、大月書店、2016年)
  • 『個性ある中小企業の経営理念と労務管理』(社会保険労務士総合研究機構編、社会保険労務士総合研究機構[社労士総研研究プロジェクト報告書 平成27年]、2016年)
  • 『公契約条例がひらく地域のしごと・くらし』(中村重美共著、自治体研究社、2019年)

出典[編集]