香沼姫(かぬまひめ、天文14年(1546年) - 元和3年4月20日(1617年5月24日))は、戦国時代から江戸時代初期にかけての女性で後北条氏の一族。父は堀越六郎。母は北条氏綱の娘・崎姫。兄に吉良氏朝がいる。
早雲寺所蔵の「平姓北条氏系図」では天正15年(1587年)に生まれたとあるが、これは天文の誤記と見られている[1]。
天正18年(1590年)の後北条家滅亡後も小田原の谷津村で居住し、元和3年(1617年)4月20日に死去した。72歳没。生涯を未婚で過ごしたという[1]。
法名は天桂院梅林祐香大姉[1]。