野沢温泉
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野沢温泉(のざわおんせん)とは、長野県下高井郡野沢温泉村に存在する温泉である。
概要[編集]
標高1650メートルの北東麓、犬養・小菅・鳥甲の3つの山に三方を囲まれ、西方は千曲川から黒姫・戸隠・斑尾の3つの山々を望む標高600メートルの温泉郷である。
この温泉の起源は奈良時代の聖武天皇の時代に、高僧の行基によって発見されたと言われている。江戸時代になると、寛永年間(1624年から1643年)に飯山藩主が浴槽や宿場を造営して、一般客にも開放して湯治を許可したのが現在の起源になるといわれる。古くは犬養の湯と呼ばれており、現在でも麻釜、真湯、河原湯など14か所の共同浴場がある。また、「千曲渡れば野沢の出で湯よ」と野沢小唄で歌われ、野沢菜漬けでも知られる温泉である。
毎年1月15日には道祖祭りが開催され、野沢の火祭りと呼ばれて地元や多くの湯治客で賑わう。また、様々な浴槽施設や温水プールなどもある。
効能は胃腸病、皮膚病、リューマチ、神経痛、中風、婦人病、切傷、火傷など。