第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!

足助町

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動

足助町(あすけちょう)は、かつて愛知県東加茂郡にあった町である。

概要[編集]

東加茂郡全体から見ると、中央部にあった町である。飯田街道(現・国道153号)沿いの在郷町として栄え、加茂郡分割後に郡役所が置かれた。1890年(明治23年)に町制を敷いた。
昭和大合併期の1955年(昭和30年)4月に郡内の盛岡、賀茂、阿摺の3村と合併し、町域を拡大した。
平成大合併期の2005年(平成17年)4月に、他の東加茂郡の町村および西加茂郡1町1村と共に豊田市に合併。地方自治体としては消滅した。

合併後、大字は豊田市の町名となって、旧役場のあった足助町宮ノ後に豊田市役所の足助支所が置かれている。

交通[編集]

鉄道[編集]

在郷町として栄え、香嵐渓といった観光地もあるので、町制施行以降、信三鉄道三河鉄道といった私鉄によって鉄道敷設が構想され、盛岡村(当時)の追分まで三河鉄道によって路盤工事がなされたが、未開業のまま戦前末期の1941年(昭和16年)6月に名古屋鉄道に買収され、戦後の名鉄は不採算・輸送力不足で役目を終えた路線を積極的にバス化したため、ついに旧町域に鉄道は敷設されずに終わった。三河鉄道の刈谷以北が戦時国有化されていれば、足助周辺に鉄道が通じる可能性が、1970年代まで少なからずあったのにと思う

バス[編集]

中央道高速バスの前身の名飯急行バスが中央自動車道開通まで国道153号を走行し、町内に停車していた。