越前勝山藩
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越前勝山藩(えちぜんかつやまはん)は、江戸時代に越前国に存在した藩である。当初は福井藩の支藩であった。藩主家は親藩・家門の越前松平家(3万石→3万5000石)、譜代大名の小笠原氏(2万2000石)。藩庁は勝山城。現在の福井県勝山市に存在した。
概要[編集]
寛永元年(1624年)、福井藩主の松平忠昌は弟の松平直基に越前国勝山3万石を与えた。これが勝山藩の立藩である。寛永12年(1635年)に直基は越前国大野藩に移封となり、直基の弟である松平直良が越前国木本藩から3万5000石で入封した。正保元年(1644年)、直良は5万石に加増された上で大野藩に移封となり、一時的に勝山藩は廃藩となった。
元禄4年(1691年)、美濃国高須藩主の小笠原貞信が勝山に2万2000石で入封し、勝山藩が再立藩された。以後、小笠原氏が8代にわたって支配して明治維新を迎え、明治4年(1871年)の廃藩置県によって勝山藩は消滅した。
歴代藩主[編集]
松平(越前)家[編集]
3万石 親藩
3万5000石 親藩
小笠原家[編集]
2万2000石 譜代