角田城
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角田城(かくだじょう)とは、現在の宮城県角田市角田牛館にかつて存在した日本の城である。
概要[編集]
角田市街の南西にあった城で、現在は角田高等学校と角田中学校の敷地である。別名は臥牛城(がぎゅうじょう)。
天正年間(1573年から1592年)に、伊達政宗の従弟である伊達成実によって阿武隈川左岸に築城された。慶長3年(1598年)、政宗は一門で叔父の石川昭光に2万1380石の知行を与えて城主に任命。昭光は城の規模を拡大し、城下町の整備を行った。
明治維新後にこの城は破却されて現在に遺構はほとんど伝わっていない。ただ、かつて大手門があったと推定されているあたりに吉野臥城の詩碑が建立されている。また、桜の季節には花見客で賑わう。